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教えられるブログ2
長時間楽しんだ山歩き
2016年04月27日
テーマ:山歩きと登山
山行は突然誘われる。
前日夕方連絡が入り年配者からの誘いで有った、
仲間入りし行く事としました。
手短な場所にハイキングと言うよりピクニック気分でしょうか、用意は多少がさばるがバナナを持って来てのコールです。
山頂でフライパンを利用して色んな物を焼いて食べようと計画。
自分も何か一品と考えたが多分同じ物が誰か持参するだろうと勝手に放棄したので、バナナだけと成りました。
地元駅から八王子駅で集まり四名で移動する、中央線高尾駅で大月行きに乗車し1時間の列車旅です。
天候は朝から日差しが強く半袖にしても暑さは強く感じる、晴天に恵まれ此れと無い上天気です、猿橋駅に到着8:20分過ぎです。ホームに降りた仲間は既に百蔵山があそこねと指さす。
距離あるね〜と眺めてた、改札を出る前にトイレに立ち寄った、そして階段を降りるのかと見て居たら付いてこない如何したのかと思ったらコンコースに富岳12景の写真12枚が飾られ其れを眺めていたのです。
朝から余裕の仲間だった、毎度なら時間を気にかけてさあ〜登山開始と成るのだが今日は違う、時間はたっぷり有ると言いう計画なのです。
元気一杯の仲間の年齢は上が82才、80才、72才の自分ともう一人は60代後半のパーティーです。
元々自分除いて若い時代から登山を重ねて来たベテランです、新米の自分がその中に入ったのです、その様な形で駅からスタートしました。
三年前の自分は早朝から歩き百蔵山、扇山、権現山と周って来たが今日の歩きは百蔵山で終わりになる、なので時間は余裕です。
葛野川を眺め清らかな水の流れが谷深くに感じられるそして高速道の下を通過した、石仏が並ぶ場所で一行は立ち止まってしまう、仏さまの廻りの草を取り始めた、気の利く年配者自分もつられ数本引き抜く。
信号が変わり道は右カーブを辿り百蔵山の道標に導かれ舗装道を上がって行く。ザックの中は其れほど重くは無いが汗が落ちて来る、暑い気温がもう始まった。
「暑いね」と言葉を掛け振り返るとその先に富士山がくっきり見える、仲間はやったねコレコレ、こうでなくちゃね〜。
汗は引かぬがもう少し歩けば体が慣れて収まるのが通常、相変わらずの坂道が続く、やがてスポーツ広場に到着した。
百蔵山登山入口バス停である、我らが駅からスタートしても街道で待てばバスには間に合う時間だったが健脚ぞろい?なので使わなかった、途中で追い抜かれたが誰も気にせずもくもくと歩いてた。
△ロータリー?の場所から左に取り住宅の道を上がって行く相変わらずの坂が伸びる、そして山道へと繋がる分岐が出る。
表登山道と言うらしいその道に入って行く、地図だとこの先に和田美術館があるようだ、取り合えずその場所で最初の休憩と決めた。
日影の場所を選んで水分補給とバナナである、もうこの先から山道に入るのだ、一呼吸と成るのだが女性の声が突然聞こえて来た。
今の季節は色んな植物が花を咲かせ気持ち良いですよねっと話した。
道中スミレでも色違いが見られた、館内に入られますかと言う、仲間は恐縮と言うがまさか中に入れると自分は聴いてなかったので驚く。
主人は門を開けて中に誘導した、最初は其処で待っててとお願いされた。その理由には貴重な植物も有るので盗掘されるのが心配で誘導には慎重でした。
主人の後ろに我らは歩き見させてもらったのは「クマガイソウ」です、自分は毎年場所こそ違うが写真撮影にと歩いて見てましたが、今年はこの場所が最初です。
主人は植え付けから30年で此れだけですと説明された、10株程度と貴重な感じでした、豪雪も有って手入れも大変な話も聞く。
登山は立ち寄りで一時間の消費した、これが今回の山遊びの一環なのか余裕のハイキングです。
和田美術館を後にし山に入って行く、森林浴が始まりました。
木立の間から零れる日差しが似合う九十九道ゆったり勾配を上げている、水場らしい処を通過し尚道は緩やかです。
切り開かれた場所で二度目の休憩した、立休みとした、でも遠くに富士此れで腰を降ろさなくては成った。切り株に座り富士を眺めてた此れが最高だねと満足げの仲間。
少し先に上がりますかと促すザックを背負った仲間、もう少しで分岐、大同山分岐が出る其処まで行きますかと成りゆっくり歩調は健在小さな花がちらほら見ながら、ヒトリシズカがこじんまりと咲かせる。
スミレも足元に沢山見られる、飽きない道だ。ヒトリシズカが一人では無く家族の様子に成る数本の花が我らは賑やかでいいねと声がでる。
大同山分岐に着いた後もう少しで百蔵山だ、でも立ち寄ってしまった、立ながらの休憩と成りました、其処へ上から厳つい男性が重そうに三脚付カメラを抱えて来た。何かの撮影ですかと聞いたら花の写真をと言うが名前は明かさずでした。
写真本の締め切りが間近なので焦ってますと言うがどんな花と聞いても内緒でした。掲載するのは山と渓谷社からの発行だとか、自分もこの会社に世話に成りこうしてヤマレコを書いてますのでね。
撮影するスタイルを聞いたり実際こんな感じかなと三脚を地面に付けられる開脚スタイルでカメラを地面すれすれまで下げての撮影も有るんだよ。
工夫しながら綺麗な花を掲載するのは大変かとみた。
別れたもう一頑張りで山頂、明るい陽射しが広がる山頂へ着いた、立ち寄りも有って三時間半を使った。山頂からの富士山はちゃんと待ってた。
富岳12景の一山「百蔵山」1003mからの眺めは良い。
一つしかないテーブルが空いていた、先輩がコンロをセットし始めた、お待ちかねフライパンでの御馳走が焼かれる。
ガスカートリッジは大きい500スタイルのプライムにバーナーを取り付け点火した。
フライパンにバターの角を落とし溶け込んだ処に笹かまぼこを並べジュウジュウ音を立てて焼き色を付けだす、バターの焼ける匂いが堪らない。
早速使い切りの皿に移し食べ始める暑い日差しでも関係ない、綺麗な空気のしたで食する物はどんな形だろうが実に美味しい。
そして次はハンペンであった、おでんの種だが此れも良く合う、マシュマロから甘さを引いた感じでは有るがふんわり感が面白い、おにぎりをほう張りながらトングで焼き物を返しウインナーを焼き始めた、特別なものではないが家で食べてる感覚とでは全く別、荷物には成るが
楽しい食事が続いた。
持ちよりではないが煮物から自分が持ってたトマトとレバーに小松菜のおかずも食べて貰う。
豪華な山頂でのひと時は簡単には終わらなかった、延々と続きデザートの水羊羹からジュシーオレンジ、りんごも登場する、ドリップコーヒーもお湯を沸かさないようにと二本の山専ボトルで確保締めて1.8リットルと豊富な量でした。
話は弾み二時間と長い会話で過ごしてた、自分にはこんな経験は無く流石年配者が行う山での楽しみ方が此れだと感じる。
通常ならおにぎりを食べきれば後は下山だと一目散に下るのが常、如何して如何して山を掛けづり回らなくとも一山にどっと腰掛居座るのも悪くは無いと思った次第。
山での楽しみ方はこうなんだと教えられた、足に根が生える程い座りでした二時間楽しんだ、仲間は楽しかったねの連発で下山の支度始めた、大した距離では無いので直に登山入口バス停に帰って来た、近かったねと言うのは当然ですが其れは其れ。葛野川手前から左に歩き奇矯猿橋を見学してから戻ろうと成った。
こうしてのんびり歩きは続いたのです、猿橋に先に着いたのは自分、奇矯に行渡ってみようと先陣切った、後ろから来るが少し離れてます。
橋の感触を見てから川の方に降り橋を下から撮影に取り掛かる。
後の三人が降りてこない如何したのかなと戻って見たが姿無し、トイレかなと考えたが荷物のザックすら無い、自分が単独迷子に成ってしまった。
先に降りたのが行けなかった。慌てて先に行ったであろうと思い猿橋駅にと探しに歩くが「こんなに早く歩けるはずは無い、おかしい」と思い
すかさず戻る事にした。
事件が起これば犯人に手がかりだと現場、別れた場所、そうだもう一度トイレに探しにと考え来た道を急いだ、着いて見れば寛ぎのコーヒータイム中でした、川に降りて散策でもしているのだろうと自分の事は直ぐに
帰って来るとのんびりお茶タイムで待ってたのだった。
勝手に早歩きをし楚々かしく動いた自分はみじめでした、お茶が終わりそして橋の見物でした、もう見たのかと思ってたら此れから見に行くと話す。
行って来なさいとなりそして自分はトイレに行く、朝から貯め込んだので漏れそうになってたが勝手に騒いでた為トイレはそっちのけで模様さなかった。
奇矯猿橋を見学終えて甲州街道に歩く、猿橋から駅との間位をさっき歩いたのでもう一度歩く羽目に成った、道は車で混んではいたが危険は無く朝の猿橋駅に到着した。
階段を上がり再びコンコースで富岳の山写真に取りつかれる、良い山だったと好評、そしてホームに入った、10分後に電車は来る。
長椅子の電車が来た、皆が座れた、九時間近くもの使った山遊びをした我らを乗せこうして東京方面へと流れて行った。
楽しかった思い出がまた一つ増えました。
写真 登山した百蔵山1003mと山御馳走の皿
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