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たかが一人、されど一人

スキー大転倒の顛末 

2011年01月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

先週月曜日に野沢温泉スキー場から帰ったばかりと言うのに、金曜日から土曜日まで又スキーに行ってきた。大学時代はスキー部のキャプテンを務めた友人の誘いで、場所は越後湯沢から最寄りの岩原(いわっぱら)スキー場。ずっと続いている大雪で大変な積雪量だ。金曜日は午後から滑りだしたが、吹雪で気温も低く顔が痛いし、手の先の感覚が無くなってくる。視界は不良のうえ滑走面は新雪だらけで、一寸快適とは言い難い状況だった。とは言っても、お互い昔取ったなんとかで大分滑ったが、2時間近く滑るとさすがに「休もう」となって、ゲレンデの真ん中にある山小屋へ。冷酒を飲みながら一休みの後、夕方薄暗くなって最後の1本の時、スキー場最下部のリフトの真下で転倒、1mはたっぷりあろうかと思う新雪に突っ込んでしまった。頭が谷側になって全身雪に埋まっている。手は動くが足が全く動かない。叫ぼうと思っても、口の中に雪が入ってきて駄目。取敢えず窒息しないように、体をひねったり首をまげたりして顔を雪上に出した。こっちが先に滑って来たのだから一緒に滑っていた友人は、こっちが先にスキーを脱いで帰ったと思って帰ってしまった事だろう。昔、志賀高原で夕方パトロールに出たリフト会社員が、翌日になって鉄塔下で窒息死で発見された事件があった事を思い出した。確かに雪が深いと考えられる事件だな、と思いつつ兎に角一人で脱出をしなくてはならない。スキーを履いた足は全く動かせないが、幸い手にしたストックを動かす事が出来たので、これでスキーのビンディングを外して身体の自由を確保して起き上がる事が出来た。起き上がる事が出来ても、胸の高さ以上の新雪なので1歩も進めない。スキーを履かなくてはと思うが、これ又一苦労。履いていたスキーが長野オリンピックに先駆けて発売された旧式の長いスキーなので、スキーと足で2m近くを圧雪、穴の底でスキーを履いてやっと脱出した。宿に帰ると既に真っ暗、友人が心配してスキー置き場で待っていてくれた。時間的にも恐らく5分以上、ひょっとすると10分近く掛かったのかもしれない。膝以上の新雪を滑るのも久し振りの経験だったし、転倒して雪に埋もれてしまうのも初経験、何れもいい経験だった。今年はどこでも大雪で、新潟もご多分に洩れず大変な豪雪。金曜夜の天気予報では「明日も雪」だったので諦めていたのだが、翌日眼を覚ますと青空ではないか。昨日一向に見えなかったスキー場も山頂まではっきり見えるし、圧雪車も稼働している様子が見て取れた。友人と二人でこれ幸いと再びゲレンデに、午前中約1時間半と午後1時間たっぷり滑って帰京した。10数年ぶりに親しい友と二人でのスキー、少しは若返ったかな。

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