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日本で一番悪い奴ら 

2016年07月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

年金運用で5兆円を超える赤字。
株式投資はギャンブルだから、勝ち負けは当然ですが、
アベノミックスを成功させるために、強引に
株式投資の比率を増やしたのは納得出来ないですね。
阿部さんの隠し財産で補填して欲しい。

今日の映画紹介は上映中の「日本で一番悪い奴ら」。
「凶悪」の白石和彌監督が、
2002年の北海道警察で起こり
「日本警察史上最大の不祥事」とされた
「稲葉事件」を題材に描く作品。

原作が北海道警察の元刑事の稲葉圭昭さんの手記
「恥さらし 北海道県警 悪徳刑事の告白」。

キャッチコピーは、
”日本で一番悪い奴ら、それは警察だった”。

大学柔道部の諸星要一(綾野剛)は26歳で
道警の柔道大会の優勝のため、柔道請負人として
北海道警察本部の刑事となる。

しかし、捜査も事務もダメ、馬鹿にされるだけ。
そんな中、敏腕刑事と言われる
村井定夫(ピエール瀧)は諸星に、
刑事が認められるには犯人を
挙げて点数を稼ぐことと教えられる。

そのための手段としての彼が教えたことは、
”裏社会に飛び込み協力者の『S』(スパイ)を作れ”。
一念発起した諸星は自分の名刺を
ばら撒く営業活動で、『S』を作る。

その内通者とは、
暴力団の幹部の黒岩勝典(中村獅童)や、
ロシア語が堪能な麻薬の運び屋の
山辺太郎(YOUNG DAIS)に、パキスタン人の
盗難車バイヤーのアクラム・ラシード(植野行雄)。

諸星は31歳で札幌中央署暴力犯係(マル暴)に異動。
要人への銃撃事件の増加に伴い道警本部に
銃器対策課が新設され、諸星は第二係長を拝命する。

銃対課の上司は拳銃の摘発実績を作るために、
諸星に相談する。

彼は内通者を通じて銃を手に入れ、
コインロッカーに入れて摘発を偽装するなどして
覚せい剤と拳銃所持の検挙数を上げるが、
次第に、摘発手段はエスカレートしていき、
ロシア人から1丁2万円でトカレフを購入して
摘発件数を水増しして”点数”を荒稼ぎ。

いゃ〜、綾野剛がいいですね。
村井に初めて、高級クラブに連れられて行った時には
タバコも酒も飲めなかった彼が
「正義の味方、悪を絶つ」の信念をよりどころに
規格外の違法捜査(おとり捜査)にまっしぐら進む姿は
”そりゃ〜、ないだろう”と思いながらも、
共感していました。

軽快な音楽にのって、
テンポよく展開するストーリーはハリウッド以上。
綾野剛が刑事の26年間を、年齢にあわせて
体重を10キロ増減させて、一番悪い男を
最高の演技で体現しています。
勿論、暴力シーンもベッドシーンも文句無し。

冒頭に『これは事実にもとずくフィクションです』と
テロップがあったが、ノンフィクションだと
判っているのでより、現実味があって面白かった。

”道警のエース”と呼ばれるようになった諸星に、
黒岩が持ち込んだ税関、道警を巻き込んだ
日本警察史上最大の不祥事とはどんな事件でしょうね。
これは、見てのお楽しみ!

P.S
6月30日にこの映画を観たのですが、
この日をもって、上映館の「ピカデリー」が閉館。
もっとも、近くのビルに「ミッドランドシネマ」が
出来るので発展的解消なのですが、いつも通っていたので
ちょっと、寂しかったです。



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