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昭和2年生まれの航海日誌

ギブアップ プレイ 

2016年07月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


  部内のグランドゴルフで顔を合わす度に
 「20日だよ、20日」とリーダーが気使ってくれる。
 近郊の合同大会日のことで、トランサムで30分程度の
ところにある多目的グランドで200名余りの参加者がある。

 ここの会員からも優勝者がでており、参加者も増加の
傾向にあるようだ。

 最近の練習成果から、かなりやれそうな気がする。
 このゲーム、「ホールインワン」を決めると先ず勝負
あったのゲームである。それも技術的と言うよりは、
特定の人除けば”運”に左右されることが多い。
だから誰もがやってみたくなる。

 球は打つよりも転がすことが必須要件だと考え込む
ようになり、練習の成果もあがってきた。

 用具を家に持ち込み、絨毯の上で練習をしてみた。
 この距離で、バーディが決められなければやめた方が
よいと、大言壮語を一人でしてみたりする。

 4時に目が覚めると、嬉しくて床寝をしておられるもの
ではない。
 5時朝食、8時に出発駅集合。

 夏休みに入ったか、子達が元気よく遊んで居た。
 ふと「敗戦記念日」は何日だったのだろうかと。
 待ち合わせていると、女子の最高年齢者が近寄って
きた。 競技に出る服装ではない。
 「医者行きなの」
 「早く治して」
 何時ものチャメッケのある顔ではない。
あの人としては人一倍つらいだろうなあ。
 離れて行った 優勝最多数を持つ、この人の後ろ姿が
如何にも寂しかった。
 俺もあんなが日が来るのは間違いがない。

 大会が始まると同時に強烈な陽を浴びせかけられる、
7分袖のアンダーシャツで幾分かは助けられた。

 プレイはミスも少ないが、バーディが思うようにとれない。
 それと、この暑さ、「ギブアップ」を告げ、皆より一足先の
場をはなれた。

 護国神社の境内の”特攻隊”の像の傍を通った。
俺と同じ年だ。
 暑い夏が来ると「敗戦の日」を思い出さずには居れた
ものではない。

 ゲームはムチャクチャで終わった。
 行きも帰りも「敗戦の日」のこと思い起こして、
 いい時代に生きて居れるわなあ、
 改憲を叫ぶ輩もゴルフくらいは行って、汗をかき水を浴び
考え直していたらどんなものだろう。
 死ぬのは若いものに限られている。
 ゲームではないのだから」
 
 
 

  

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