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たかが一人、されど一人
時の流れと東京の風景
2016年07月28日
テーマ:テーマ無し
昨夜NHK・BSプレミアムで放送された「アナザー ストーリー」サブタイトルは正確に記憶していないが、内容は「国立代々木競技場の建設秘話」を観たが、面白くて見応えがあった。実はここが1964年に完成以来一度も行ったことが無い。しかし、昭和34年4月に上京して3年近く新宿に住み、山手線を使って通学していた関係で、印象的に思い出深い場所でもある。当時はあの場所はワシントン・ハイツと言われて米軍に接収されたままで、我が住まいと比べくもない小奇麗な住宅が立ち並んでいた。また当時の国立競技場のプールは千駄ヶ谷の競技場内の室内と室外の2か所があり、大会が無い時は一般に安く解放されていたので、新宿に住んでいた関係から夏なんぞは特に涼を求めて泳ぎに通ったものだった。昭和30年代後半になっても、学生が自分の部屋に扇風機を持つなんて贅沢が出来る者は少なかった筈で、夏になると室外プールは長野の市営プールと同じように混雑していた記憶がある。4月に上京して間もなく5月の末には東京オリンピック開催が決まった。当時としては大変なニュースであったろうが、こちらは学生だったせいだろうか、へ〜てなことで大したインパクトが無かったように思う。理由は簡単だ。当時の東京は既に非常にダイナミックに動いていたからだろう。4月に来た時既に東京は、動き回った道は全面舗装されていて、とても下駄ばきでなんか歩く気はしなかった。にも拘らず、新宿の木造モルタルで6畳一間のアパートから数十メートル先の大通り青梅街道にでると、その舗装(田舎者からすれば貴重なものだ)が剥がされて地下鉄工事が昼夜兼行で進んでいた。昼間道路は枕木で蓋がされているので分からないが、むしろ夜の工事の方が活気があった。オリンピック招致の決定でこの活気が東京全域に広がったのだろう。兎に角東京は日を追うように風景が変わるのが当たり前だったように思う。上京した時には東京大躍進のシンボルは東京タワーだったが、5年後を思えば代々木の国立競技場は躍進のギアが一段と加速されたシンボルだったに違いない。電車の窓からワシントン・ハイツが、あの一風変わった競技場に変化していくのを目の当たりにしながら、なにも思わなかったのだから鈍感すぎる。時代の流れの真っ只中に生きているとはそんなものかもしれぬ。競技場を米国相手の土地の返還交渉から始めて僅か5年で完成させたのだから大変なことだったに違いない。今の政治家や実業家にはとても真似が出来そうにない。オリンピックがきっかけとなって東京が、いや日本全体がどれほど変わったことか。当時のオリンピック招致には国民の大多数を巻き込んでエネルギーを結集させるだけの魅力があったのだ。なのに今のオリンピックは何だ、終盤を迎えている都知事選の中にも「東京オリンピック2020」は時々顔を出す。出てくる話の大部分が都民には理解し難い利権めいた話の修正論議で、ワクワクするようなことは何一つ無い。オリンピックがあろうとなかろうと、東京は日々変わってゆく。その変わり行く末に待つところが何であるかは知らないし、見ることも無いだろう。子や孫たちが見るのだろうが、その姿を彼らはどんな感慨をもって見ることになるのだろうか?
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