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映画が一番!

火垂るの墓 

2016年08月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

オリンピックの陰で、高校野球、プロ野球も
熱い戦いを繰り広げていますが、
ここに来て中日の谷繁監督が休養の一報。
勝負は優勝劣敗の世界、結果で評価される厳しい世界。
負ける人、弱いチームだから応援しているのに…。

今日の映画紹介は「火垂るの墓」。
BSプレミアムで2016年8月10日(水)13:00〜放送。
2008年7月に観た時の感想文です。

原作は去年の暮れに亡くなった野坂昭如さんが
自身の戦争体験を題材にした短編小説。
1988年にジブリ作品としてアニメ映画化されているので、
こちらの方を見た人は多いでしょうね。

母をなくし、孤児となった清太と節子、
ホタルのように短く儚く精一杯輝いた兄妹の愛の物語。

昭和20年6月の神戸大空襲。逃げ回る人々の中に、
14歳の清太(吉武怜朗)と
4歳の妹節子(畠山彩奈)がいた。

やっとの思いでたどり着いた国民学校で、
重傷の人達の中に母・雪子(松田聖子)を見つける。
清太は雪子を病院へ連れて行こうと
リヤカーを調達するが、町会長(長門裕之)は
母親がすでに、亡くなったことを清太に告げる。

二人は西宮に住むおば(松坂慶子)の家を訪ねるが、
”あんたらなんやね、勝手に入って来て”と怒鳴るおば。
だが、兄妹の荷物の中の缶詰などの食料を見ると、
態度を変え、家に迎え入れる。

しかし、おばは事あるごとに言い掛かりをつけて来る。
たまたま、節子が歌い、清太がオルガンを弾いていると、

”誰がオルガン弾いていいと、言った。
文句があるなら出て行け”と、
次第に、二人に対するいじめが酷くなる。

2人はおばの家から逃げ出し、
防空壕でひっそりと暮らし始める。
飢え苦しむ2人が気を紛らわせるのは
ほたるの明かりだけだった。

いじめ役の松坂慶子も良かったが、
吉武怜朗と畠山彩奈の二人の演技には泣けますね。
節子の”おにいちゃ〜ん”と
呼ぶ声がいつまでも耳に残ります。

監督は故・黒木和雄監督の企画を
黒木監督を師と仰いでいる日向寺太郎。

泣けました!ハンカチ片手に見て下さい。



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明日へつながげる

yinanさん

みのりさん、おはようございます!

二人で必死に生き抜こうと頑張りますが、
最後は力尽きてしまいます。
原作では清太は亡くなっていますが、
実写映画では一人で生きようと雨に打たれて
倒れますが、ヨロヨロと立ち上がり歩きはじめました。

こちらの方が、明日への希望が見えるだけに
こちらの方がいいですね。

2016/08/11 09:53:01

火垂るの墓

みのりさん

vinanさん

 火垂るの墓
この時期になるとテレビでみますね
戦争孤児で妹が亡くなり
兄もその後を追うようように
亡くなりますね
可愛そうで最後まで見られませんでした。

2016/08/10 19:28:09

今晩は〜!

yinanさん

村雨さん、

たくさん、本を読んでいらっしゃいますね。
「あくる朝の蝉」は読んでいないので、
図書館で借りて読んで見ます。

内容はやはり、孤児についてのようですが、
こちらの方がまだ、明るそうなので、読めそうです。

沙希さん、

戦争は子供にも苛酷な状況にしてしまいます。
本作のような作品を観て、
改めて、平和が大切かと再認識するにはいいですね。

8月15日の終戦記念日を忘れずに、
平和な日々をおくりたいものです。

ハナコおばさん、

食べるものが無くなって、
節子が"石"を食べ物に見たてて、
清太に”どうぞ、召し上がれ”と
言った時には泣けましたね。

ドロップの缶、人形等と一緒に埋める時にも
また、涙でした。
ただ、清太がラストシーンで倒れながらも
歩き出した場面に一筋の希望が持てました。

2016/08/10 18:30:10

こんにちは

ハナコおばさんさん

アニメでも観ましたし、松坂慶子のも観ました。ドラマでは、松嶋菜々子が演じていましたね。
悲しい結末の作品で、戦争の惨たらしさが描かれて、涙なしでは観られませんでした。
アニメが一番幻想的でした。(*^^*)
カラカラと、ドロップの缶の音が聞こえてきそうです。

2016/08/10 17:24:11

井上ひさし

さん

翌朝の蝉ではなく「あくる朝の蝉」でした。

2016/08/10 10:37:43

アニメを

さん

おはようございます。

実写はまだですがアニメ版を二回観ました。
一度は子供達と。
二度目は一人で見て、泣きました。
極限状態になると、親戚でさえ、あんな非道な行動をとるのですね。
最後まで、妹を思う少年、無垢な妹。
静かな戦争批判の映画でした。
あの時代、親を亡くした子供達の何割が生き残ったのでしょう?
今の子供達には、想像もつかないでしょうが、戦後はこんな光景があちこちで見られたのですよね。

2016/08/10 09:23:25

有名なのに

さん

未見、未読ですが、井上ひさしの短篇「翌朝の蝉」を思い出しました。
こうした悲劇がいっばいあったのでしょうね。

2016/08/10 08:59:45

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