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流老記

そう言えば、昔… 

2016年08月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝から曇り時々晴れ。

気温がそれほどでもなかったので、
いつものコース。

それでも
歩くとやはり暑いわい、当たり前か。

お盆だから
いつものコーヒーショップは
空いているかと思ったら、
結構混んでいる。

コーヒーフロートで
生き返ったぜ、なんて
煙草を一服しているとカメラマン登場。

先祖の墓参りにも行かないで、
この不孝者、なんて
お前さんに言われたくないわ。

何だなあ、広い世間だから
迎え火や送り火を忘れたりするのも
中には居るんじゃないか?
そうすると
帰ってこれなかったり、
帰れなかったりする霊もあるのかなあ…

馬鹿な子孫で
迎え火が無かったから
入れずに戻って来ちゃった、なんて
あの世で会話してるかもよ、と
軽く受け流す。

ところで
肝試しのパーティはどうした?と聞くと、
要は
スナップ撮影を
してもらいたかったらしいので、
断ったとのこと。

ギャラが
飲み放題、食べ放題だとさ、と文句を言う。

浴衣美女の持ち帰りがあるじゃん、
それでいいんだろ?

埼玉の芋娘じゃなあ…なんて
ハマのハゲ爺いがよく言うよ。

ほら、昔
お化け屋敷の取材に
三日ほど行ったことがあるじゃん、と
カメラマンが言う。

ああ、覚えてる。

あのとき
どうしてもスタッフ弁当がひとつ足りなくなって、
手配方の可愛い女の子が不思議がってたけど、
そのうち
お化けが食べたんじゃないか、って
噂が流れて怖がってたよな。
あれ、お前が二個食べてたんだろ。

知ってたのか?
配られてすぐ、ひとつバッグに入れて
持って帰ってたのさ。

それで
俺の分を女の子に渡して、
電話番号ゲットさ。

弁当ひとつでナンパするとは
情けないぜ、
ハマの男がケチくさいことするなよ…

どの口が言うんだか…

だんだん
昔話や病気自慢が増えてくると
歳をとった証拠らしいが、
そろそろかなあ…



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ハナコおばさん

根無草さん

上京してから50年。
今やすっかりシティボーイとなり、
帰る故郷など無い身となりました。

信州では
迎え火や送り火は
そこらの木で焚き火でしたか、
山国は雑なんですねえ。

そう言えば
甲州の人も火遊びが好きそうで
お盆の時期は
やはり焚き火かなあ。

2016/08/15 21:17:23

お盆。

ハナコおばさんさん

根無草さん、越後には帰らないんですね。
私もここ何年も田舎には、帰っていません。

子供の頃、信州では、迎え火や送り火は、お墓の前で、カンバ(白樺の皮)を炊きました。

関東に来て、ナスやらキュウリに割りばしを足のように4本さしているのを見て、不思議に思いました。

子供の頃の身体に染みついた習慣って、忘れませんねぇ。(*^^*)

2016/08/15 16:24:52

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