えいげきブログ

花火 

2016年08月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:休日の過ごし方

えいげきのジンパチです。
いつも衛星劇場×シニア・ナビ コラボイベントでお世話になっています。
今回のブログは、私が担当させていただきます。

さて、8月15日に諏訪湖祭湖上花火大会を観て来ました。メインの上諏訪の会場は超満員が予想されるため、場所は下諏訪側の湖畔に確保。数年前の反省を踏まえ、今回はキャンプ用の椅子を用意し準備万端。ビール片手に打ち上げ開始を待ちました。

昼間には小雨が降る生憎の天気でしたが、夕刻には雨もやみ、夜空には、満月に近い月が顔を出し、その姿を湖面に映しています。そして19時定刻を少し過ぎた頃に十数発の花火が一斉に打ち上がり、いよいよ湖上花火大会の開始です。

約4万発の花火が、諏訪湖に乱舞する姿は圧巻です。大輪を誇る尺玉(30センチ10号玉)を打ち上げるために、湖に「初島」という人工島まで作ってしまったという地元の力の入れようにもびっくりです。尺玉は開いた大きさが通常の4号玉の約倍の300メートル近くになるとのこと、様々な色や形の花火が湖面に打ち上がり、ズドーンという響きとともに夜空を飾ります。湖面を横に貫く名物「ナイヤガラ」は、最初長さ200メートルだったそうですが、今は2キロメートル。何と10倍の長さで湖面を横断します。もうひとつの名物である水上スターマイン「キス・オブ・ファイヤー」は、円形花火の上半分が湖上で花開きだんだんと両側から近づき、ついに合体するという大仕掛け。湖面に下半分が映し出され、湖上花火の素晴らしさを感じる花火です。とにかく規模も美しさも桁はずれな花火大会でした。

諏訪湖の花火は、1949(昭和24)年、終戦後の混乱が続くなか、市民が明るい希望を持ち一日も早く立ち直ることを願って始められた花火大会だそうです。また地元の方のお話では、お盆に催されるのには先祖の霊の鎮魂の意味もあるとのこと、だから他の観光花火大会と異なり、曜日に係わりなく毎年8月15日の終戦記念日に開催されるのだなと思いました。

ドーンと鳴って、花火が夜空に広がり、チリチリと音を立て消えていく姿は、ちょっと切なくもあり、懐かしくもあり、子どもの頃のことやふるさとを思い出すひとときでした。

9月3日(土)には、全国の煙火師が、斬新な発想と独創的な技術で創作した新作花火を競う全国新作花火競技大会も開催されます。是非、足を運ばれては如何でしょうか。

*写真は友人が、上諏訪側から撮影したものです。



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