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2016年10月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:鉱物

<<世界的に有名な・・・

その鉱物は、馴染みが無いかも知れませんが、「輝安鉱:きあんこう」と言います。

これぞ日本を代表する鉱物で世界の博物館でスターになっています。

アンチモンを生み出す希少金属(レアメタル)/元素鉱物です。

奈良正倉院には「アンチモン塊:白ろう・PC:金偏に葛だが文字出ない」として収蔵されている。

日本最古の貨幣「富本銭:飛鳥池遺跡出土」に使っている。

和名 :輝安鉱
英名 :Stibnite(スチィブナイト)
化学式:Sb2O3
色  :鉛灰色
形状 :柱状結晶(刀の刃の様)
硬度 :2(柔らかい)
比重 :4.61-4.65(重い)
産地 :愛媛県西条市 市ノ川鉱山(住友金属)
   (明治に長さ1m近い物産出)

MYストック:中国湖南省(日本向け80%:写真↓)

用途 :二酸化アンチモンにして難燃性からプラスチック、繊維に添加する。

いつかは行きたい鉱山のトップでしたが、既に閉山、入口までも行けない様で、今では採集出来ない「高根の鉱物」で残念。



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