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2016年10月24日 外部ブログ記事
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 福島再生エネルギーの取り組みについて

  10/21-22日の二日間、飯舘電力の太陽光発電、土湯温泉では温泉を利用したバイナリー発電(写真)及び小水力発電、会津電力では御国太陽光発電の現場を見学してきました。これらすべての発電所は福島原発の大参事直後に計画され、現時点で全て順調に稼働中です。

 セシューム汚染で未だ農業の復活が目途が立たず、来年3-4月に帰村が始まる飯舘村では、既村後の住民の働き場所を確保し、農地を一時転用する太陽光発電がスタートしています。飯舘電力は村家の小林さんが社長となり、会津電力の佐藤社長の支援で分散型太陽光パネルが稼働を始めました。昨日は認定NPO法人福島再生の会の総会が東大農学部弥生講堂で開催され、飯舘電力の活動も紹介されていると思います(私は別件があり参加出来ませんでした)。

 土湯温泉は東北大震災で温泉施設が被害を受けた上に、その後の集客でも苦労されたようです。再生の鍵を握ったのはやはり地元の加藤社長らの努力で株式会社元気あっぷ土湯を設立、土湯温泉バイナリー発電と小水力発電の開始でした。土湯町は住民500名の小さな集落ですが、地産・地消のエネルギー源を確保し、今やバイナリー発電所は温泉資源を活用した発電例として各地からの視察と同時に観光資源になっています。

 会津電力の佐藤社長は、地元の酒蔵、大和川酒造、9代目、弥右衛門の挑戦でNHKドラマでも取り上げられました。福島原発事故直後に、メガソーラーに着手、地産・地消のエネルギー開発に挑戦されておられます。チェルノブイリ原発に隣接するドイツの村に出来た「シェ―ナウ電力会社」から「シェ―ナウ環境賞」も受賞されておられます。

 佐藤社長の語り口は確かで、独立独歩の会津魂と気概を感じさせます。これからは水力、風力、バイオマスなどの自然エネルギーの発電を視野にいれ、同時に無農薬ワインへの挑戦も既に始まっています。太陽光パネルの張り巡らされた喜多方の丘陵地に現在ブドウ畑が出来つつあります。原発事故から立ち上がる力強い福島の挑戦をプラチナ・ギルドの会の有志で確認してきました。少しでも支援が出来ればと念じています。日々是好日。

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