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たかが一人、されど一人

心の栄養−−懐かしい顔 

2016年11月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日は高校の同期会があったので故郷の長野へ行ってきた。家を出るときは土砂降りで帰宅した時も小雨模様だったが、碓氷峠を超えて長野県に入ると青空が広がりはじめ長野に着く頃にはすっかり快晴になって素晴らしい一日になった。特に帰路の車窓からみる善光寺平の光景はまるで絵を見るようだった。高い山には既に雪が来ていたらしいが、雲のかなたの高い山はたなびく白い雲の上に薄紫の陰となり、幼い時遊び歩いた周辺の山々が紅葉に染まり始めて夕日に輝いていた。正午から3時間以上に亘った同期会は出席者が55名、卒業時は9クラス編成で生徒数が430人位だった。幹事が非常に努力してくれているので、95パーセント以上消息を把握してくれている。物故者も増えて既に90人を超えた。出席者、物故者の名簿まで用意されていて渡されたが、こちらは頭が呆けてきているので名簿だけでは直ぐに思い出せない。皆似たようなものだろうが、名札を胸にして飲み始めると、だんだん調子が出てきて時空を遡り60年前に帰ってゆく。誰もが同じではないだろうが、少なくとも私はこれまでの人生で高校時代の3年間が一番楽しかったと言っても過言ではない。ましてやここ10数年はあと何年の命かと心配したり、社会の厄介者である立場を悲しんだり、内心鬱々たる思いが無いと言えば嘘になる。勿論なかにはそんな心配していない人も少しはいるだろうが、殆どの出席者が似たような感傷を持っているに違いない。もう互いに身体の調子についてことさら聞くことは少なくなってきているようだ。年寄りが集まると「孫の自慢と病気自慢」はよく聞くが、齢76歳、どうやらその峠も越したみたいな感じさえする。話の中で思いもかけぬ人からこのブログをことを持ち出されたことは正直びっくりした。ご案内の通り長く休んでいたし、再開も中途半端な形なので恥ずかしいと同時に嬉しい気持ちがある。言葉のマスターベーションでみっともないから辞めようとの思いも強かったのが、大分気が変わってきた。同期会では誰か一人が講演するのだが、昨日は長野県の山岳協会々長まで努めた友人が山の話をした。彼は今年の8月、イランで5600mの高峰に上ってきたそうだ。これを聞いて改めて山への憧れは募るし、ブログも書き続けようと思った次第。昨日の会で思ったのは、人並みに身体が劣化してきているが、口先だけは相変わらず減らないものだ。ブログはそれを文字にしているだけのこと。古い友人から力を貰った思いだ。

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