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2016年11月22日 外部ブログ記事
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国語の教師をしていた方から以前いただいた本を読み返している.
笹原宏之「漢字に託した日本の心」(NHK出版新書,2014).
著者には悪いが,トイレに入って読むのにちょうどよい.
これは著者の名誉のために書くが,決して悪い意味でそう言っているのではない.
それほどに肩のこらない,かといって内容のないどころか漢字のあれやこれやが分かって,ついつい長居をしてしまうほどに面白い漢字に纏わる知識の得られる本なのだということが言いたいのだ.





    Leica M+Nokton 50mm F1.5 Aspherical








例えば...
「卵」と「玉子」.
学校では,たまごは,玉子と習う.しかし,著者の勤務する大学の学生などにアンケートをとってみると,産みたては「卵」,たまごかけご飯も「卵かけご飯」.でも,たまごやきとなると,「玉子焼き」と書く率が増え,さらに調理が進むと「玉子丼」と書く率が増えるのだとか.
NHKのテロップでは,「卵」としか記せないという.
「卵」は生物のタマゴを想起させるので,料理にはどうかという意見もある.イメージで漢字の使い方が変わるのだ.

江戸時代になると,たまごは,「卵」から「鶏卵」と表記されたり,「玉子」とも書かれるようにもなったという.昔からイメージにあわせて造語してきているわけだ.
漢字の持つ,表形と表意という特性が他の言語文字とは異なり,イメージによって変化してきたことを理解するのにいろいろな例を挙げて示しており,今後,漢字が変化する示唆を平易に示してくれる本だ.

さて,これから続きを個室で踏ん張りながら紐解くとしよう ヽ(´〜`; マアマア
写真は,国営昭和記念公園にて.

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