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教えられるブログ2

遭難したかも 

2016年11月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:山歩きと登山

下見が出来ませんでした、仲間と行く予定の荻野高取山、華厳山、経ケ岳の三山に登る予定です。
軽い恰好、ラフな姿で登り始める、バス停は源氏河原から大厚木CCの正面手前から右に入ると成ってます。
従業員と思しき車が止めてあった先に進むと鹿除けのフェンスが回されています。上配線は電柵なので注意です。

ゲートは二か所設置されてました、右が華厳山で隣が高取山に成る。高取山に入って暫く歩きと沢沿いに成ります。一か所大股で越える場所が有った。しかしこの先から道は不明瞭に陥りました。GPSを使って道を辿るも踏み跡すら見つからず単なる急傾斜地を上がってます。

尾根伝いに成る様だが如何してもジクざくに歩いてしまった。歩き安い場所を選びに成るので元にコースには辿り着けなかった。四苦八苦を繰り返している。コースはいつの間にか沢を反対にしてたのです。

戻れません、枯れ沢ですが自分の技量ではとても越える事は無理な傾斜で岩も直ぐに落ちそうで踏めません。仕方なくコースは変わりましたがGPSが動いてたので一番近い山を目指した。

足には例の砂利道用アイゼン装着です、爪が短く成り過ぎでステップが
上がりません、ずり落ちる事茶飯事です。その位傾斜が強く続いてました
如何にか上がりました。華厳山にです。

そして時間が夕暮れにと太陽が傾き始めてます、先の高取山にと向かったが道が落ち葉と初めてだった性で又してもGPS頼みに成った。
日暮れは早く成りつつ昨日は16:29分と夏の時間二時間以上短く成っている。

行こうと歩き出したが進み方が悪過ぎてスマホのバッテリーも気がかりに
成り高取山は断念しました。五時近くに成って華厳山まで戻って来た。

もう歩けません。肝心のヘッドランプを持参するスタイルのザックを背負って来てません。何という失態、山頂で考え取り合えずバッテリーの
在る内に身内に今の状況報告を告げた。

連絡は直ぐにと届かず結果として21時を回ってから入る。子供が迎えに
行くからと連絡でした。
成らば暗い道ですが灯りはとカメラの写真で真っ白い映像を反射させ
灯り替わりにと明暗が浮んだ。でも撮影に使用中なので満タンでは無く
どれだけ使えるか、どれだけ歩けるかでした。

ミラーレスのバッテリー二個ですが、一個は既に照らしても短く終了した。もう一つは何とか頑張って照らせる。此の二個を使って経ケ岳まで
歩けた。安堵です。

此れから暗闇の中で居なければならず、不安は無いが寒く成るので心元ないスタイルが心配です。姿は半袖の下着にシマホの長袖シャツ、上に
ユニクロの半袖ダウンでした。

手袋はしてます、休んで居た時は風下を探し少し下がった場所に後ろに
大木が有った場所に腰を降ろした。眼下に広がるまつかけ団地と鳶尾団地の一番目に入った。クリスマスの飾りでしょうかチカチカ光を輝かせるのが彼方こちらに見える。

寂しさの明かりでしょうか、空は晴れているでも星はほんの少しでした。
子供が経ケ岳に上がって来って声掛けしたようでした。自分は少し離れてましたのでその声は聞こえずすれ違いに成り下山したのです。

時刻は24時頃だったようです、なぜ会えなかったかと言うと余りにも風が冷たく気温5度程度で少し風が吹くので肌身に堪えます。
その様な状況が続きましたのでジッとしてられず歩いて体を動かしてました。そして先ほどの場所からもう少し風の来ない場所に移動です。

寒さで一番ダメな場所は指です、怪我をしてから猛烈に寒さを感じると
真っ白に冷え切ってしまう。其処で手袋の上にダウンの入ってた袋を被せ
凌ぐ事に。

歩いていれば時間が経つけど座って待つのが気の遠く成る感じでした。
夜明けは6:26分です、14時間も寒風の中なのでした。
オシッコ(御免)6回もです、寒い場所その仕業でした。

少し木に寄りかかり寝る真似をしてみたがつぶるだけで睡魔は起こりません。唯 生あくびだけはショッチュウ出るけど眠い訳では無かった。

灯りは外からの反射で後ろの木立は見えましたが見えたから如何なの状態、なので歩ける場所は限られ時間を空けては歩いてました。
カメラのバッテリーは沈没した、もう一台の小型カメラ用も使い果たす。

残りはスマホのみ、残りは38%有ったが、時間潰しに使う為次第に減っている。其処に心配のメールが時折入って来た、こんな事をしながら
時間経過を見てます。
繋ぎぱっなしにすれば用も無いゴミメールが仲間入りするので止めて置きたかった、2時過ぎに又しても降り口となる田代(半蔵坊バス停)方向の
道をどの様なのか見に歩いた、真っ暗なのでこっちかなと今度はスマホを
使って明かりを灯した、地図を見る余裕は有りませんでした、なので
間っすくなのか曲がってるかは目視では判断が付きません。諦めて元の
場所に帰って来ました。

夜中に成ると小動物の鳴き声が反射して聞こえる、どの様な動物なのかは
検討付きません。鳥の声も甲高く響く、真夜中の出来事、そうもう一つは
鹿かイノシシの歩く音が一番聞こえました、子供は何か吠える声が聞こえ
小走りで通過したと降りてから聞いた。

熊のいなかった様です。うんちは落ちてませんし声は聞こえなかった。
時間が妬けに長い、一点の方角しか見てない眼下の明かりをずうっと眺めてる。時には空にも視線は行きます。

45度程度の方角位置にパラボラを四角く並べた宇宙基地(ステーション)が見えます、進むのがゆっくりなので見ている間は移動が分からない少しづつ手前に来るが超スピードで飛んでるのに。

もう見る物は無い、眠れないし寒いし動こうこれが一番、灯りは無いが
数回歩いたので分かったような危ないような歩きをしてます。
5時を回った、鳥たちが動き出すタイマーでも入っている様だ、飛びはしないが声が飛び交うように成って来た、東の空に赤い雲が薄っすらと見え出した。

太陽が日の出の準備を始めてる、でも顔を出すまでは1.5時間掛かる
待つのみだ、寒いの連続です。風の向きが変わってしまう、さっきは
こっちからだった、片方から寒さが浸みるならば場所替えだ、良い場所は
無い、尾根から少し下がりたいが急な作りです、おい其れとは下れません。
デッキでしたを探りながら降りたがダメですね。こんな山なのだから
考えるのはもう良い、歩く歩こうで乗り切れる。

30前に成ったもう雲の色が染まり良いが時に成りました、山は灯りが
着き始めたかのように木立が分かって来た。残りは地面の顔が見え出せば
降りるぞ。

スマホのバッテリーは以前と2%キープ良し連絡は取れる。自分なりに
歌でカウントダウンです、文句がうまく分からないがこの際適当。
だらだら歌えば3分は過ぎる、誰かが効けば何やってんだろうとクレームが帰って来る。

6時に寺の鐘が響く二件響いた、下山の合図かもでも地面は未だはっきり
しません。寒さはもう有りません降りられると成った時間は6:10分に
来た〜それっ〜
散々言ったり来たりしてた場所の先がはっきり読めたこっちだったかと
つぶやきながら下ってました。

明るく成り太陽も浮かんでました。田代への下山道は意外と長く感じたが
50分かいや40分でコールした。もう嫌、こんな目に成る登山は二度と
やらない。まして昼から家を出るのは以ての外。お灸でした、助かった山歩きは寒さに耐えながらの野宿は今回で終了、卒業します。



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タイトルにビックリしました

ひのきさん

ご無事で戻られて何よりでした。
それも日頃の鍛錬と元来お持ちの頑丈なお身体があってのことでしたでしょうね。
私だったら即!病院送りでしょう。。
本当に良かったです。

2016/12/01 10:09:20

山は侮ったらダメです。

宏子さん

どんな低い山でも、山は山 私は山学校で安心でちゃんと登りたいと教えてもらいました。
奈良の山 一人で登られる人がいますがついこの間も一週間ほど滑落していた事件がありました。
人家の近くでも夜は辺りが見えないし危険いっぱいです。
安全に登山楽しんでください。
近くの生駒山に登ることがありますが、一人で行ってはいけないと叱られます。
生意気なことを書いてすみません。

2016/11/30 21:16:55

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