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映画が一番!

ブルーに生まれついて 

2016年12月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日から師走。今年も後、一ヶ月なんですね。
毎日が日曜日の私も、何となく気忙しく感じます。
何も慌てることは無いのですが。

今日の映画紹介は
「ブルーに生まれついて/BORN TO BE BLUE」。

トランペット奏者、シンガーとして知られる
チェット・ベイカーの伝記映画。
ジャズには疎い私ですが、チェットを演じる
イーサン・ホークに魅かれて映画館へ。

キャッチコピーは、
”痛いほどの音楽と、愛”。

1950年代、黒人ミュージシャンが主流だった
モダンジャズ界で、甘いマスクとソフトな歌声で
女性を魅了し、一世を風靡したトランペット奏者の
チェット・ベイカー(イーサン・ホーク)。

トランペットと歌で、いま全米ナンバー1の人気。
名店バードランドに登場!チェット・ベイカーです!
1950年代から活躍し、JAZZ界のジェームス・ディーンと
呼ばれた伝説のプレーヤーと、もてはやされる。

しかし、麻薬絡みのトラブルをたびたび起こし、
スポットライトから久しく遠ざかっていた。

公演先のイタリアで投獄されたのちに
アメリカへ帰国したチェットは、
俳優として自伝映画の撮影をしていたが、

”探したぞ、ツケを払え。ジャンキー野郎!”と、
麻薬の売人から アゴを砕かれ、前歯を全部失い、
ペットを吹けなくなってしまう。

そんな彼の心のよりどころは、
映画で共演した女優ジェーン(カルメン・イジョゴ)。

退院後、バスタブの中で、慣れない入歯で
血まみれになりながら、
ペットを吹くチェットだが、音が出ない。

”チェット!どうしたの!吹けなくなって、
 死ぬつもりだった?”
”そうだ”
”焦らないで、あなたなら復活できる”
”そばにいてくれ”と、
ジェーンの献身的な愛に支えられ、
ドラッグの誘惑を絶ったチェットだった。

さて、チェットは再起出来るのか?
麻薬と言う魔の手から逃れることが出来るのだろうか?

監督のロバート・バドロー は、
現在進行ではカラーで、過去を回想するシーンは
モノクロとシンクロさせて、
チェットの再生と恋物語を時系列の
演奏で上手く構成していますね。

彼が、どうしてドラッグに手を出したかは
描いていないのがチョット物足りなかったが
イーサン・ホークの6か月の特訓を経て挑んだ、
トランペットの演奏と歌に満足。

チェットが演奏する曲は
「Let’s Get Lost」から
「My Funny Valentine」、
「Somewhere Over The Rainbow 」
「Born To Be Blue」等。

中でもトランペットを吹きながら情感を込めて歌う、
♪♪I’ve Never Been In Love Before♪♪
♪♪my funny valentine♪♪には感動しました。
特に♪♪マイ・ファニー・バレンタイン♪♪には
よく耳にする曲だけに良かったです。

♪♪My funny Valentine
Sweet comic Valentine
You make me smile with my heart
Your looks are laughable
Unphotograghable
Yet, you’re my favorite work of art
Is your figureless than Greek
Is your mouth a little weak
When you open it to speak
Are you smart?♪♪

”僕の変てこな恋人ヴァレンタイン
優しくて、おかしな恋人ヴァレンタイン
すぐに私を笑わせてくれる、
あなたはどんな時も、心から笑顔にしてくれる
ハンサムというよりはファニーフェイスだし
とても写真向きとはいえない顔だけど
私にとっては、あなたは
最高にお気に入りの芸術作品だよ…”
Y-tubeでぜひ味わって下さい。

ところで、タイトル『ブルーに生まれついて』の
「ブルー」とは何でしょうね。
「ブルー」のイメージは”憂鬱”、”哀愁”、”悲しみ”、
でしょうか、調べたらジャズやブルーズで
よく使われる「ブルーノート・スケール」と
呼ばれる独特な音階から、そう呼ばれているらしい。

チェット・ベイカーはドラッグに溺れ、
ボロボロになるが、
どうして音楽家はドラッグに走るのでしょうか。

最近のニュースでも
歌手のASKAが覚せい剤取締法違反の疑いで、
逮捕されました。再犯ですね。
才能があるのだから、ヤクに頼らなくてもいいのに。



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麻薬

yinanさん

村雨さん、今日は〜!

純粋あればあるほど、
ドラッグに手を出してはダメなんですけどね。
チェットが映画の中でも言っていました。
”音の一粒一粒が見える”と、
ヤクを使うと、感覚が研ぎ澄まされて、
鋭敏になるのでしょうか。

それなら、座禅でも組んで無の境地になればと
思いましたが、時間がかかるから、やはり麻薬に
手を出すのでしょうか。

2016/12/01 16:20:49

音楽は

さん

芸術のなかでも、一番純粋なものだそうです。
年をとり、若いときの純粋さの上澄みのようなものがなくなると、薬でそれが得られそうな気がするのではないでしょうか。

円熟した境地に入る、というのは、難しいのかなと。

2016/12/01 09:28:20

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