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雅走草想

運転免許返上後のリスク 

2016年12月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 高齢ドライバーによる事故が絶えないようですね。75歳以上
の免許更新時の認知症検査体制が強化されるよう。

  事故防ぐ手だてなし

 しかし基本的には事故を防ぐ手だてはないというのが実情でし
ょう。事故の被害者になった人は運が悪かったとしか思えない。

 国や自治体などが65歳を超えた高齢者の「免許自主返納」を
盛んに促している状況。が、免許がないと生活に困る人も。

  認知能力が落ちる危険性

 一方で免許返納に伴う高齢者の健康リスクを指摘する声もある。
運転をやめると一気に認知能力が落ちる危険性があるという。

 車の運転は相当な刺激を脳に与える、いわば「脳トレ」。道や
歩行者の状況など、瞬時に多くの情報を処理、判断している。

 判断を間違えると事故を起こしてしまう恐れがあるので、脳を
フル回転させているという。

  80代でも若者と同等の活性度

 ドライビングシミュレータ運転中の脳の活性度を計測すると、
80代でも若い人と同じ程度のケースも多いという。

 なので運転をやめてしまうと、この「脳トレ」習慣がなくなる
状態。したがって認知症になるリスクが大きくなるというもの。

 また運転をやめると買い物や病院通い、友人に会うといった行
動が一気に減り、脳の機能を低下させる恐れがあるとも。

  プライド、心の張り失うと

 それに免許があると「まだ現役」というプライドも。運転が人
の利便性に寄与すると、社会に役立っているという心の張りに。

 それらを失うと、自信もなくなり気持ちも落ち込んでくるとい
う。そういう心の状態は脳の機能低下につながるという。

  移動手段を確保セットで

 もちろん個人差はあるんでしょうが、田舎などは返納とセット
で移動手段を確保する交通システムの整備が不可欠ですよね。

 私は元々運転免許はないので、現在は「ブログ」「ナンプレ」
「家計簿記帳」「囲碁ソフトとの対戦」などで認知症対策。

 それでも前よりはうっかりが多くなり、周りの人に迷惑をかけ
ることも。どれほどの効果があるんでしょうか。

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