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たかが一人、されど一人

たかが「アニメ映画」? 

2016年12月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

「知っている漫画家の名前を挙げろ」と言われれば、手塚治虫はすぐに言えるが、水木しげる氏の名前を知ってても作品は読んだ?見た記憶がない。もちろん子供の頃は「おもしろブック」を毎号読んだ記憶があるので漫画は好きだった筈だ。孫ができてからは春休みなんかに東映マンガ祭りをだいぶ付き合ったので、「ナルト」とか「ドラえもん」は観たが、アニメをまた観たいとも思わなかったが正直なところだろう。ところが今回、同輩の友人の勧めで、劇場版アニメ映画を一人で観に行って感動してしまった。タイトル『この世界の片隅に』上映館が少ないので、池袋ではなかなか上映館が見つからない。日曜日にやっと1館見つけて赴いたが、上映1時間半前だったにも拘らず満員で入場できなかった。読者の地域でも上映館を見つけるのが大変だと思うが、鑑賞をぜひお薦めしたい。アニメ作品なのに観客のほとんどが中高年の方である。当然と言えば当然かもしれぬ。若い人が見ても面白いには違いないと思うのだが、舞台が75年ほど前の日本なので、なんじゃこれは?と違和感を感じてしまう可能性がありそうだ。代わりに我々世代には身につまされることばかりだ。内容に関しては、書いてしまうのが勿体ないくらいの感じを持ってしまった。過去を懐かしむのではなく、現代を生きる者へ強烈なメッセージ、インパクトをもって迫ってくる。たまたま、総理が北方領土に関し過去をかなぐり捨てて、新しい関係を構築する。と宣言したところでもある。主権を放棄すれば平和条約も結べる可能性があると思っているのだろう。過去を見直すことなく前のめりになっても碌な結果にならないことは、多くの識者が指摘していることなので、ここでは繰り返さない。この映画は、馬鹿な指導者と国民と言った薄っぺらな関係を超えて、国民と国家について深く考えることを示唆しているように感じた。我々は両親を選ぶことはできない、と同じように意思なくして日本国民として生を受けた。その中で幸せな人生とは何かである。もちろん百人十色ではあろう。このテーマに取り組んだ作者の名前は記憶したいと思う。こうの史代(ふみよ)さんという方で1968年の生まれだそうだ。原作は2007年から2009年にかけて双葉社の「漫画アクション」なる雑誌に連載されたそうだ。何れにせよ漫画の世界では著名な方らしい。

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