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日本酒 

2017年01月07日 外部ブログ記事
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昨年のクリスマスに始まった年末年始の勤務は、30日の一日だけ休みだった。年明けの5日までの勤務を無事済ませて、昨日今日と二日の休みは、いわばお正月休み。
ここに来てから特別なおせち料理は妻も作らなくなったが、三が日だけはお雑煮を食べてお正月気分を味わったものだ。仕事があるので、おめでとうございますと言って、朝からお屠蘇をいただくわけにもいかないが、何となく気が引き締まるのが正月だ。
 
先月、広島の友人から届いた「日本酒」は広島の名酒「賀茂鶴」。
いよいよ出番がやって来た。やはり正月は「日本酒」がいい。学生時代、下宿の四畳半で同居していた友と、「世の中に出たら酒ぐらい飲めなくては」と話し、「ウイスキーが飲めなくちゃ」なんて言ってトリスの安いのを買ってきて「わーなんだこの味」と言って震えながらもあっという間に飲み干してしまった思い出がある。酒は体質的に合わない人を除けば、飲んでいるうちに徐々に強くなるもので、その後は何を飲んでも平気になった。
 
日本酒には苦い思い出がある。もう半世紀も昔のことだからとうに時効になっているので、笑い話に話しても差し支えはないだろう。そのころは何でもかんでも今のように大騒ぎにはならなかったが、酒に酔って道路の真ん中で寝てしまい警察のお世話になったという経験は日本酒のせいだった。それ以来当分は日本酒が鼻について、どうにも飲めない時期があった。
 
さて、日本酒にもいろいろと種類があるが、何と言っても本物の日本酒はコメだけを原料に造られた純米酒がいい。本来、コメを原料として造るのが日本酒なのに、コメが不足していた戦時中に税収増を図るという意味で義務づけられた醸造アルコールの添加がいまだに行われているということは最近まで知らなかった。
今では日本酒だけではなく、ビールやワイン、ウイスキーにも様々な種類があり、何がいいのか消費者にもわからない。フランスではブドウ以外の原料を使ってワインは造らないし、ドイツでは麦芽とホップ以外の原料を使ってビールを造らないらしい。
日本酒も本来の米だけを原料にした純米酒が本物ということを知ったからには、もうこれしか飲めなくなるかもしれない。
 
しかし、そんなことを言える世の中になったということだろう。
「正月は日本酒に数の子」これはもう古くなったか?
なんだかんだ言いながら日本酒を楽しんだ。広島の友人が送ってくれた日本酒は二本ある。まだ当分は正月が続きそうだ。
 
 

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