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たかが一人、されど一人

もう、どうでもいいが 

2017年01月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨年8月8日陛下のご発言を受けて有識者会議がまとめたとされる「論点整理」なるものが今週発表された。詳細を読む気にもならぬが、政府の意向を踏まえ、今の陛下一代に限り退位を認めるのが妥当と読める内容で、「結論ありき」の印象は否めないそうである。日本の社会ではあちこちでよく見られることではあるが、陛下が提起された問題に対して、政府は殊更問題を矮小化して己の田に水を引かんとしていることだけは明らかだ。陛下が提起された問題は誰がどう見ても「天皇制の根本問題」であり、決して陛下御自身の我儘である筈がない。陛下が「日本人にとって天皇制は必要である」と考えられていることは確かで、これまでそのために努力されてきたことは万人の認めるところだろう。そのご発言を逆手にとって先ずは、「ご意思に沿うことは憲法違反」ときたものだ。その代わり「草臥れたのなら休ませてあげるよ」とは全くよく言ってくれるよ。その通りかもしれぬ。確かに陛下の平和を追求する姿勢は、善悪は別にして安倍総理に相当批判的であるのも事実だ。しかしこの機に乗じて早いとこ陛下にお引き取り願い、その後は憂いなく自分が思い描く復古主義の世に変えたいとの思惑は真の下剋上の発想で、戦国時代の武将も顔負けである。尻馬に乗ったのが恒例の有識者会議とマスコミだ。多分このままいって総理の思うようになるだろう。これも世代の変わり目、世の変化の一つだ思うしかないのだろうが、総理周辺がことあるたびに「陛下のご意向」とかご意思を戴してみたいなお為ごかしを聞くのが片腹痛い。歴史を紐解けば天皇が軽んじられた時代の日本に碌な試しがあったようには思えない。ある人に言わせると「今は末世、これから次々に災いが襲ってくる」そうだが、世界全体だったか日本のことだったかを忘れてしまった。どちらにせよ、あながち外国のことだとばかり言っていられないような気もする。

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