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夏半日記(4)...
2017年05月07日
テーマ:テーマ無し
Techart LM-EA7で,カラーオッドシフトや周辺流れが起こるレンズがあると夏半日記(3)のイチロウさんからのコメントにありました.
28mmでは,Elmarit 28mm (第3世代)しかうまくいかず,28mm第4世代やBiogon 25mm ZM,なんとSummicron-M 35mm Asph.などでも上のような現象が起こるとのこと.
後ろ玉が7mm以上出っぱっているもの(撮像面との距離の短いもの)はどうもダメのようで,ということでした.
このような現象は果たしてLM-EA7の問題なのか,そうではないのか.
実はLM-EA7ではなく,他のアダプターを使用してRF用の21mm以下の広角系レンズを使ってα7IIで撮影した場合,これまでもカラーオッドシフトや周縁の流れが発生し,28mmまでは発生しないということが報告されてきました.
たとえば,コンタックスGマウントのビオゴンT* 21mm F2.8とビオゴンT* 28mm F2.8でみると,ビオゴン21mmはカラーオッドシフト,周辺像の流れが発生し,ビオゴン28mmでは発生しないという結果が報告されています.カラスコ21mmでも起きるとも.
ただ,今回のイチロウさんの経験からはElmarit 28mm,コシナ/ビオゴン25mmでも発生しているし,Summicron-M 35mm Asph.(第2世代)でも発生したということですから,必ずしも21mm以下だけとは限らないと思った方がよさそうです.
では,このようなことが起こるのはなぜか?
あたりまえですが,レンズ設計そのものということでしょう.
このレンズ設計が大きく寄与することは,Super Wide-Heliar 15mm F4.5の第1世代と第3世代(III)を比べると顕著でたいへんわかりやすいです.
SWH第1世代では明らかにアダプターを介してα7IIで撮影するとカラーオッドシフト,周縁画像の流れが出ます.第2世代(II)でも同じです.ほとんど両者はレンズ設計が同じです(なお,後ろ玉はレンズガードからはみ出てはおりません).
ところが,第3世代(III)では,まったくその現象は出ません.レンズ設計を変えて,デジタルに対応したのです.後玉の曲率がIIIでは明らかに大きくなっています(レンズガードから出てません).
つまり,デジタル世代に入って対応してあるレンズは後玉がレンズガードより出ているかどうかではなく,レンズ設計の改善により問題現象を回避できたということでしょう.ただ,装着するデジカメ(撮像素子)との相性というか,レンズ設計とのマッチングがあるかないか,これが出てくるのだということだろうと思います.
Summicron-M 35mm F1.4 Asph.(第2世代)にこの現象が起こるというのも結局は交換レンズの宿命ということなのかもしれません.ただ,第1世代では問題ないというroxanneさんからの指摘がありますので興味深いですね.
もちろん望遠,標準レンズは問題なく使えます.
つまり,広角系に見られるカラーオッドシフト,周辺像の流れの発生は,LM-EA7の問題ではなくα7IIの自身の設計上の限界にあるということでしょう.
なお,LM-EA7のHPにおいては使用レンズによるこのような現象の発生については特には書いてありません.
この現象についてはあまり意識してなかったので,今後小生の手持ちのレンズでも自身で少し調べてみることにしましょう.
Leica M10+Summilux-M 50mm F1.4 Asph. LHSA
LM-EA7の物理的なことで一部操作上不都合なことがあります.
それは,無限遠ストッパーの付いたフォーカスレバーのあるLマウントレンズでのトラブルです.
LマウントはL-MアダプターでM用に変換して使わなければなりません.その分,マウントに厚みが増します.L-Mアダプターを装着してフォーカスレバーを無限遠側に廻していくとレバーがLM-EA7のハウジングにぶつかり,無限遠は出ません.
ヘクトール5cmやズマロン35mmでは50ftくらいでストップします.だいたいLマウント系のレバーのあるものはこのあたりでぶつかるようです.
LM-EA7の本体のフォーカスレバーと当たりそうな部分を覗くと,予め溝が切ってあるというか,空いていて(写真1&2のA)当たらないようにしてあるのですが,いかんせん,L-Mアダプターの厚みが邪魔してフォーカスレバーがその溝に入るのを妨げております(写真2のB).
で,解決策としてはどうするか?
フォーカスレバーをヤスリで少しコシコシすればOKです (´∀`)
まあ,あまり無限で撮ることは少ないので,小生はやりませんがね.
写真は,神田明神にて.
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