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尺八と横笛吹きの独り言

佐賀箪笥長持ち唄・・・・・佐賀県民謡 

2017年05月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●こんど会員さんがこの「佐賀箪笥長持ち唄」にチャレンジする。宮城長持ち唄、秋田長持ち唄は知っていますが、この「佐賀箪笥長持ち唄」は初めてです。

・・・・・私も・・・・・まだ吹けません。困った!困った!
・・・・・そこで「佐賀箪笥長持ち唄」の音源探しからスタートです。
古いNHK民謡番組カセットから候補音源を三つほど探し、歌詞が同じものを一つ見つけ出しました。
池田輝夫さんという方の声で、これを採譜したものがこれです。

寸法は2尺3寸ですが、譜面は8寸裏吹きの譜面になります。大変な高音域で、女性では6寸から7寸ですが・・・・・男性では2尺3寸がようやく。これの裏吹き譜面ですと、2尺4寸の9寸裏吹きでも対応できます。
まだまだ体には入りません。時間がかかりそう。

河童さん譜面のほとんど参考にさせていただきました。この音源を聞いて一部を変更しています。
・・・・・池田輝夫さんと言う方・・・・・
長崎の温泉に浸かりながら『佐賀箪笥長持唄』を唄っていたら作曲家の水森英夫先生にスカウトされたという民謡暦26年の方。男性のいい声でほれぼれします。

●【佐賀タンス長持ち唄の歌詞】
―砲い福璽
めでたのーヨエー 
(ハァーヤロヤーローエー)
ハァー若松さまよ
枝もナァーヨ 栄えて
ハァー葉も繁るナァーヨエー
 (ハァーシコイ シコイシコイ)

箪笥(たんす)なーヨ
長持ァ ーヨエー
(ハァーヤロヤーローエー)
ハァー七棹(ななさお)八棹(やさお)
中のナァーヨ ご衣裳は
ハァー綾錦(あやにしき)ナァーヨエー
 (ハァーシコイ シコイシコイ)

●上田裕子さんの佐賀箪笥長持ち唄。YouTubeより転載。
https://youtu.be/DGOi-yTWDYA

 
●この写真が「長持ち」です。いまはもう見られません、結婚式場の入場で時々余興で見られます。
この「長持ち」の写真は下記より転載いたしました。
http://blog.livedoor.jp/musimedurukai/archives/51712551.html

●佐賀タンス長持ち唄
佐賀の婚礼唄です。花嫁の調度品を入れた長持ちをかつぎ、嫁入り先の婿家へ運ぶときに唄われる。佐賀市を中心に、佐賀平野一帯、鹿島、嬉野、筑後大川あたりまで唄われていた。花嫁の調度品を納めた長持ちを担ぎ、婚家へ運ぶときに唄う荷担ぎ唄。掛け合いで唄うのが本来の形。
http://www.1134.com/min-you/02/k6001.shtml

●佐賀箪笥長持ち唄
佐賀県佐賀市は鍋島氏の城下町。その農村部で歌われてきた民謡、《箪笥長持唄》。これは、全国的に「長持唄」として伝承されているものの一曲です。
婚礼の折り、嫁入り行列の箪笥や長持を担ぐ時に歌われてきたもので、お祝いの歌詞が連なる目出度い唄です。

この唄は前述の通り、全国各地に「○○長持唄」として発掘されている通りで、もとは「雲助唄」という曲が源流と考えられています。もともと長持だけでなく、大名行列などの人足が荷物を運搬するときに歌っていたものです。

この佐賀の《箪笥長持唄》も各地の「長持唄」と似ています。ただ、この曲が広く知られるようになったのは田中末次師の演唱です。

田中末次師は佐賀郡川副町の出身で、この唄は佐賀市の貞松源吉から習い覚えたものといいます。その田中末次師は昭和31年のNHKのど自慢全国コンクールに出場し、見事にこの唄で優勝しました。そんなこともあって、この唄は地元ではよく知られた民謡となりました。

ところが昭和36年、同じNHKのど自慢コンクールで、秋田の浅野千鶴子が《秋田長持唄》で優勝します。これが佐賀の《箪笥長持唄》ともよく似た節回しであったこともあって、どうも《秋田長持唄》の方が有名になってしまったようです。

しかしこの《箪笥長持唄》、掛け声は「ヤレヤーレ」ではなく、「ヤロヤーロエー」と変化していますが、確かに他にも似た唄がある中で、どことなく哀愁が漂う節回しです。こうした唄は、その土地独自の微妙な節回しが、その土地の味です。
http://senshoan.main.jp/minyou/minnyou-saga-tansu.htmより転載しました。

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