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たかが一人、されど一人

記者クラブ制度再考 

2017年06月19日 外部ブログ記事
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先週閉じた国会は多くの人に悪印象を与えたようで、週末行われた各メディアの世論調査結果は、相当な落ち込みを示したようだ。森友学園事件では野党の追及に腰が引けていたマスコミが多かったが、加計学園事件になると最初腰が引けていたメディアも、流石に黙って見過ごすことができなくなってきている。もちろん中には相変わらず腰が引けていたり、強気で政府の提灯を持つテレビ番組もあるが、ここまで来ればもうご愛敬とでも言うべきかもしれぬ。いつもマスメディア批判を書いてきたので、今回は活躍にエールを送りたいメディアが増えたことを本当に喜ばしく思う。読売新聞が政権にあからさまな協力をしたのは残念ではあるが、敬意を表したい新聞やテレビ番組は沢山ある。中でも注目したのは記者会見の席で菅官房長官を追い詰めた東京新聞の望月衣塑子さんである。土曜日の夜、インターネットテレビの「IWJ Independent Web Journal」で主宰者の岩上安見氏が彼女にインタビューしたのをじっくり聞いてみた。(この番組は下記から入って試聴は可能だが、2時間じっくり聞くためには有料となる。)http://iwj.co.jp/wj/member/archives/383824年間確か1万円だったと思うが、この番組は見応えのあるものが多いので、会員になることを心からお勧めしたい。新しいメディアであるが、応援したいので宣伝する。残念ながらいつものように悪口を書いて締め括りたい。その前に、望月さんは東京新聞社会部の記者である。官房長官記者会見は政治部記者が出席するのが普通だが、東京新聞は6月9日の記者会見に彼女の強い要望を受け入れ社会部記者の望月さんを送り込み、彼女はその期待に応えたことになったようだ。問題はその後のことである。政治部記者で構成される官邸記者クラブから「社会部の記者だから長官会見の作法が分からないのでしょうが、場を乱し過ぎた。それで、記者クラブの総意として、東京新聞に抗議する。」という話が出たらしい。結局は見送られているが、「作法」とは何事ぞ、語るに落ちたことだ。政権から便宜供与をうけているうちに自らが使命を見失い政権に取り込まれている。記者クラブの弊害がはしなくも明らかになっている。今日の夕方総理大臣の記者会見があるらしいが、お作法に則ったつまらないものになることだろう。

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