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吾喰楽家の食卓

師匠の認知症 

2017年09月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

昨日、国立演芸場九月中席の初日へ行った。
今回の公演は、新作落語の三遊亭円丈がトリを務める。
正直に云うと、私は、古典落語のほうが好きだ。
だから、お目当ては、中入りの林家正雀だった。
ところが、前座の『まんじゅう怖い』から中入りまで、古典と新作が交互に高座に上がったので、新作落語も、結構、楽しめた。

トリの円丈は、長いマクラだった。
「最近、新しい落語を、覚えられなくなった」と、嘆いた。
それどころか、覚えていた落語も、どんどん忘れているらしい。
大学病院を受診したら、「認知症の一歩手前の最後列」と、云われたそうだ。
多分、既に認知症だが、医師は控え目に云ったのだろう。

肝心の噺は、持ち時間の半分足らずであったが、面白かった。
金さんと銀さんの会話である。
同じ名古屋弁であるが、巧く二人を演じ分けていた。
流石、トリを務める真打だ。
新作落語を見直した、記念すべき日になった。

終演後、ロビーで、ご自身の著作を、お弟子さんと販売していた。
当初は、買うつもりは無かったのに、師匠と目が合ったら、もう駄目だ。
衝動的に、買ってしまった。
前回と同様、師匠は目の前で本にサインをし、頼んだ訳ではないのに、お弟子さんがツーショットを撮ってくれた。
「私は、膝が悪くて、師匠と同じ大学病院へ通っています。師匠も、お大事にしてください」と、声を掛けて帰路に就いた。

*****

写真
9月11日(月)の演題と師匠の著作



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パトラッシュさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

同感です。
女性と目が合うのが、一番怖いです。(笑)

でも、一巻より、多少、薄いのに二巻のほうが、高いのてす。

2017/09/12 13:24:18

つゆさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

曖昧な記憶ですが、『金さん銀さん』は、円丈師匠が書いた、新作落語だと思います。
噺わを聴いていたら、お二人の顔が思い浮かびました。

2017/09/12 13:13:47

目が合う

パトラッシュさん

本でよかったです。
どうにでもなります。

捨て犬と目が合うと、いけません。
その命を、最後まで看取らねばなりません。

女と目が合う。
これがもっと怖い。

私はなるべく、女性とは、目を合わせないようにしています。

2017/09/12 12:09:57

金さん銀さんも

さん

落語のネタになっているのですか。
大したものというか、それだけ人気があったのですね。

2017/09/12 11:02:24

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