メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

人生いろは坂

混沌の時代 

2017年10月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 先の見えない時代が続く。21世紀は夢の世界だと言ったのは誰だったのだろう。
信じはしなかったけれど多少は期待もしていた。

 しかし、21世紀に入り既に17年も過ぎたのだが、いっこうに希望の光は見えて
来ない。見えて来ないどころか、ますます混沌の度合いを強めている。

 スペインではカタロニア地方分離独立を願う人達によって、その信を問う投票が
強行された。また、イラクでもクルド人達が分離独立を願っている。クルド人達は
イラク領内だけでなく近隣諸国にも暮らしていて、イラクでの独立を認めれば
必ず近隣諸国へ、その影響が及ぶことは間違いない。

 そして北朝鮮問題、これは我が国にも直接影響することなので傍観は出来ない。
頭上遙か上空をミサイルが飛んでいる。アメリカのトランプ大統領がいつ武力行使を
行うかも分からない。

 それを見越しての衆議院解散かとも言われているが、唐突に衆議院が解散となり
総選挙が行われる。この選挙は消費税の10パーセントアップの使い道を教育の
無償化に当てるとしている。日本の赤字解消はどうするつもりなのか。それとも赤字だと
言い続けて来たのはまやかしだったのか。

 そして気になるのは憲法改正と自衛隊の明記である。北朝鮮問題を前にした軍隊への
格上げに繋がることが懸念される。

 様々な疑問を含んだままの総選挙となる。民進党は事実上の解党状態。希望の党などと
体裁の良いことを言っているが、本当に希望の党なのかどうか。訳の分からない党を作って、
自分たちに都合の良い者だけを集めるという手法は、何かしら東京都知事選と都議会選挙に
似てはいないだろうか。

 私たちは確たる判断材料を持たないから、判断材料の相当部分をマスコミのばらまく
情報に依存している。しかし、真実のほどは分からない。


 ただ確実に感じるのは護憲の行方が怪しくなってきているという一言に尽きる。基本的人権、
言論の自由、戦争反対、これら全ては尊い犠牲者の上に築かれたものだ。それだけに決して
変えてはいけない。変えれば必ず弱者は容赦なく切り捨てられる。戦争が足下までやってくる。
自由にものが言えなくなってくる。

 さて、地球温暖化による気象変動は激しくなる一方である。大雨による被害は日本だけでなく
世界各地でひんぴんとして発生している。台風の大型化と被害範囲の拡大。いまや地球はかつての
穏やかな地球ではなくなっている。これも人間がもたらしたものである。

 我が母なる星「太陽」にもまた大きな変化が見えている。両極にあった地場は消えてしまい
今は分散している。黒点が完全に消滅したかと思えば大きな磁気嵐を地球に送り込むような
激しい反応が生じている。母なる星もそしてその子の地球も期を一にして変動のうねりの中にある。

 相次ぐ地震と火山活動の活発化。地球自体にも大きな変化が起きている21世紀。20世紀は
戦争の世紀と言われてきたが、この21世紀は混沌と混乱の世紀なのだろうか。

 行く末は誰にも分からないし、誰にも制御出来そうにない。果たしてこれが進歩というもの
なのだろうか。

 一方、科学という分野は、著しい進化と変化になっている。電気自動車からAIを搭載した
自動運転自動車へ。更には家庭の中にまでロボットが入ってきそうな状況にある。それだけを
見れば私たちが子どもの頃に夢見ていた未来の世界そのものである。30分間で世界の各都市を
結ぶという夢のような構想が語られ、現に実現可能な状況に近づきつつある。

 はてさて、世の中はどうなっていくのだろうか。本当に夢のような21世紀となるので
あろうか。楽しみでもあり、不安でもある。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ