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日々是好日
少し道草
2017年11月12日
テーマ:テーマ無し
「友情」山中伸弥・平尾誠二-最後の一年ー
書店で現在売れ筋NO1の掲題書籍、是非読んでみたい本だと話していたら、ある友人から送られてきました。早速手に取り、合間合間に読み始め、わずかで二日で読み終えました。本当に涙なくしては読めません。
ある対談でご一緒されたのがきっかけで、ケミストリーが合い、急速に友情を深められ、ご家族で交友を深めてこられました。知り合って6年余り、そして平尾誠二さんが胆管癌で食道静脈瘤が破裂、余命宣告されてわずか一年余りの短い期間でした。
神戸大学医学部でラグビーをされていた山中伸弥さんは、日本のラグビーを変えた平尾さんを大変尊敬されていたことが友情を深めたベースにあったことは間違いありません。出会いは全く偶然で、山中先生がIPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞される(2012年)以前のことでした。平尾誠二さんは2016年10月に53歳の若さで永眠されましたが、一年余りの闘病生活の間、山中先生はノーベル賞受賞後の超多忙な日程の中、病棟に平尾さんを訪ね、勇気づけ、親身になり免疫療法等の治療法を研究者として進められます。
平尾さんは「僕は山中先生を信じるって決めたんや」と山中先生の推奨された世界初の治験にも取り組まれます。お別れの会で山中先生は「平尾さんを助けることが出来なかった」と悔やまれますが、日夜IPS細胞の開発により病魔から人を救う使命に挑戦されている山中先生の心中は計り知れないものがあります。
平尾さんは同志社大学では史上初の大学選手権3連覇、神戸製鋼ラグビー部を率い日本選手権で6連覇の偉業を遂げられました。また、宿沢広朗全日本監督の下でキャプテンに招かれ、1989年には歴史的なスコットランド戦を制します。この二人のラガーが日本のラグビーに新しい息吹を吹き込んだことは間違いありません。宿沢さんも55才の年、登山中に心筋梗塞で倒れます。
同氏の急逝にあたり、私はロンドンで職場を共にした仲間として著者より何度も取材を受けました。「宿沢広朗、運を支配した男」加藤仁、「勝つことのみが善である」永田洋光、「ラグビー復興計画」永田洋光等の各書には若き頃の宿沢氏の職場での活躍が記録されています。英国ではラガーは紳士のスポーツで、全人格教育の礎として大切にされます。久々、この本を通じ素晴らしいお二人の友情に触れ勇気を与えられると同時に、宿沢氏のことまで懐かしく思い起こしました。
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