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ぶらぶら日記
貴乃花親方の落選
2018年02月02日
テーマ:巌汀亭日乗
私たちが子供のころ、飯を食っていけるスポーツは相撲、野球、レスリングぐらいだった。いまはサッカー、バレーボール、バスケット、スキー、スケート、マラソン、陸上、テニス、卓球……と、いくらでもある。ばかりかスマホが新しいコミュニケーションツールとなり、IoTと仮想通貨が世の中を変えつつある。
そういうなかで「江戸」を引きずっているのは相撲と歌舞伎(能や狂言、茶道は室町の名残がある)。21世紀に江戸を引きずるのも、個性かもしれず、あるいは前近代的な世界として見捨てられるかもしれない。それはそれでいいじゃないか、と思うのだ。
貴乃花親方が日本相撲協会の理事選に敗れた。八角理事長の現体制が信任されたかたち。これを云々する向きがあるのだが、発祥が神事であれ精神を磨く「道」であれ、興行を打つ以上、所詮は人気商売。人気がなくなって興行収入が減れば、「なんとかしないと」になるに違いない。
写真は2013年1月26日、初場所13日目。
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