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たかが一人、されど一人

松代の花見 

2011年04月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

一昨日の土曜日、故郷長野の松代町に花見に行ってきた。朝出かける前から東京は雨ふりで、千川駅前で偶然出会ったマイミクの友人が「え、この天気で花見?」と怪訝そうな顔をしていた。彼はレインコートを着て日課のマラソントレーニングの最中。こっちが「この雨の中、よくやるねぇ!」と声を掛けたいくらいだ。ところが長野新幹線に乗ってトンネルを超え、軽井沢に着くと曇ってはいるが雨が上がっている。天気予報通りである。松代は戦後の一時期2年程過ごした事があるので懐かしく、一度訪れたい気持ちがあったがチャンスに恵まれず長い年月が経っていた。日記を読んでくれている従妹と弟が誘ってくれたので、花の見頃を狙って23日と決めた訳である。全国的に雨と予想されたにも拘らず、幸い長野だけは夕方まで雨が降らず天気にもそこそこ恵まれた。よく知られている通り長野では梅、桃、桜が一斉に花開いて春が来る。更に従妹が選んでくれた松代の東条は、これに加えて杏畑があり、杏の花まで楽しめた。さすがに曇っていたので残雪の北アルプスまでは展望できなかったが、それでも少し高台から望む善光寺平の春景色には、本当に心が癒された。東条の後は母方の先祖の墓がある豊栄の明徳寺(硫黄島で戦死された栗林大将の菩提寺としても有名)、象山神社、松代藩の城跡、真田邸や宝物館、藩校である文武学校を見学して従妹の家で夕飯を頂き、夜遅く帰宅した。長野市は何処を訪ねても桜が満開、その割には人出が少ない。それだけに、こちらはゆっくりと心行くまで花を楽しめたと言える。それと改めて感じたのは信州の素朴さ、又は貧しさとも言えるかもしれない。これが実に心地よい安らぎを覚えるのだ。特に真田邸や宝物殿を見て、九州の細川や越前の前田家の宝物などと比較すると比較にならないくらい質素なものだ。高校時代の校訓が「質実剛健」だったが、貧乏でないと本当の意味で「質実剛健」教育は出来ないだろうと改めて思った。

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