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小春日和♪ときどき信州

本・古内一絵 「痛みの道標」 

2018年03月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 内容紹介
戦後70年、命の重さを問う渾身の人間賛歌
ブラック企業に追い詰められ多額の借金を背負った達希(27歳)は発作的に飛び降り自殺を図り、15年前に死んだ祖父の霊に助けられる。祖父は生前心残りの「人探し」を一緒にすることを条件に隠し財産で借金の肩代わりを提案。そこから祖父の霊とのボルネオへの旅が始まる。
そこで出会ったのは、個性豊かな人々と悲惨な戦争の記憶。将校でも戦闘機乗りでもない大多数を占めた一般兵士の彼らの戦死とは、飢えや伝染病で命を落とす悲惨なものだった。
やがて一行は赤道の街に到着。そこには、この旅に祖父が託した本当の目的が隠されていた。今まで決して口にすることのなかった、「知られざる謀略事件」とは・・・・。そして、そこに隠された,祖父の過去にまつわる真実とは・・・・・。


               

 読書備忘録 

戦争の記憶のシーンは壮絶・・・だから、絶対に戦争をしていけない。
ただし、守らなければいけない。難しいところです。知恵を出して・・・

祖父、勉を救った「ジス イズ ノット バッド」と証言をしたアブドゥに会えましたね。

「知られざる謀略事件」に驚愕!!!

ポンティアナック事件 慰霊碑は検索すれば出てきます。

ふらふらしているような真一郎の紹介した弁護士は必要ないな、と考えていたけれど帰国して会ったその弁護士と戦うことにしたのね。
相手は大企業、ブラックでも大企業・・・ガンバレ!

読みながらずっと思っていたのは、いま国会で議論されていること・・・
精神的に追い詰められての行動だったのだろうけれど、そうなるまで相当つらかったわけでしょうから、逃げちゃえばよかったのに!とは簡単に言えない。
どんな事情があっても、もうこれ以上犠牲者を出しちゃいけない。って事!

この作品を読んだ後だから余計に思う・・・悲しすぎる。

赤道に達希の卵は立ちました。


★★★★★

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