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流老記

馬と鹿 

2018年04月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝のうち曇りで、のち晴れ。

歩くと汗ばむほどに暖かいから
コーヒーショップの
アイスコーヒーが美味い。

一息ついて人間観察。

昨日から
新入社員が仕事を始めているのだろう、
そんな見るからに新人らしき二人を連れて、
先輩と見られる若いサラリーマンが
店に入って来た。

先輩が払ったのだろう、
ご馳走になります、なんて
二人揃って礼を言う。

先輩が開口一番、もう慣れたか、だとさ。
一日や二日で慣れるはずもないじゃん、
バカだねえ、この先輩は。

それから、声をひそめ、
課長や部長、常務や社長までの
性格と趣味と仕事に対する姿勢などを
主観で説明し始めた。

派閥があるんだねえ、
あの課長は常務と仲がいいとか、
あの、お局には注意しろとか、
まあ、
それも仕事と言えばそうなんだろうけれど
社内事情をレクチャーしている。

社内事情はどうでも
顧客とか仕事の流れとかのほうが
大事だと思うんだけれどもねえ…

今どきの学生は、
ほとんどがバイトをしていて
組織の人間関係など勉強済みだわさ。

サラリーマンにとって
何が辛いと言えば、
バカな先輩と上司の下につくこと。

東大を優秀な成績で出て
偉い官僚になっても
書き換えなどの指示を出すのは
バカな上司と言えるんじゃないかなあ。

新社会人たちよ、
それでも上手く立ちまわれ。



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