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休日の森の中で考える 

2018年05月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し










「文豪の凄い語彙力」という本を手に入れたが、読んでみるといきなり「的皪」という文字が出てきた。「的皪」は「てきれき」と読む。
芥川龍之介「或る日の大石内蔵助」の中に出てくる的皪が紹介されている。
 
厠へいくのにかこつけて、座をはずして来た大石内蔵助は、
ひとり縁側の柱によりかかって、寒梅の老木が、古庭の苔と石との間に、
的皪たる花をつけたのを眺めていた。
日の色はもううすれ切って、植え込みの竹のかげからは、
早くも黄昏がひろがろうとするらしい。
 
的皪は「白く鮮明なさま、光り輝くさま」をいう言葉だと説明してあった。
今、浅間高原には光り輝く白い花はたくさんあるが、私が的皪たる白い花、と言っても似合わないだろう。最初から反感を持ちたくなるような言葉に出会ってしまった(笑)
 
休日の今日、塗料を買いにコメリへ行ったが、その道中、毎年出会う場所でカンボクが咲いているのを見つけた。カンボクは的皪たる白い花をつけていた(笑)
 
最近、朝丘雪路、星由里子、西城秀樹が相次いで亡くなった。
星由里子は加山雄三の若大将シリーズで活躍した思い出の女優。
まだ若かったころ朝丘雪路の「雨がやんだら」という歌が好きだった。
https://youtu.be/LbMbmjNmSws
 
長い間交際のあった友人が、体調が悪く歩くのにも難があるという知らせを受けた。
毎年何人かの友を失っている。回復して元気になることを祈る。
まだもう少し元気でいて欲しい。





 

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