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2018年05月31日 外部ブログ記事
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 「源氏物語」について

 先日、大津にある石山寺を謡蹟ツアーで訪ねました。ご存知のように紫式部は石山寺に籠り、「源氏物語」を書きました。石山寺には源氏物語絵巻(国宝)(但し、原画は国立博物館で保存)が展示された建物が石山寺の一番奥にあります。「源氏物語」は「平家物語」について「能」の題材となっています。

 さて本日はその「源氏物語」のお話です。現在開講されているGacco(無料通信講座)東北大学提供「男と女の文化史」第一章(「源氏物語」の世界)は大変面白く勉強になります。私も寂聴さん等の現代版「源氏物語」を読んでいますが、いくつかの異なった原本があることを知りました。源氏物語がかかれて1000年となる2008年には日本で「源氏物語」ブームがありました。「紫式部日誌」によると1008年に「紫式部が仕えていた中宮彰子(しょうし)が一条天皇との間の子供、敦成(あつひら)親王を出産する。その敦成親王の誕生の盛大なお祝い儀式の様子がつづられ、その記録が『紫式部日記』のメインの記事となっています」(講義録より引用)


 「源氏物語」は中宮に仕えた紫式部が親王出産の機に、帝へのお土産(記念)として書かれたものであると考えられ、2008年が「源氏物語」が書かれて1000年と言われるわけです。この豪華本作成には道長が一役買っていました。この時代は印刷技術はなく「写本」の時代ですから、少なくとも三冊の原本が存在したといわれています。その中でも現在読まれているものの原本は藤原定家版だと考えられています。

 また国宝「源氏物語絵巻」には絵だけではなく「詞書」(ことばがき)が書かれたものも存在します。柏木(二)の場面に相当する詞書を見てみますと非常に興味深いことにはこのように読みにくい文字が重ね合わせるようにして書かれていることが観察できます。柏木の心境を吐露した表現とも読むことができます。(講義録引用)


 私の知らない世界を居ながらにしてPCを通じ勉強できるのは素晴らしいことです。日々是好日。

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