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雅走草想

和紙布の靴 

2018年08月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

  「和紙布スリッポン」

 「和紙から生まれた靴」が登場して話題になっているという。
「和紙布(わしふ)スリッポン」という商品名だ。

 今年2月、クラウドファンディングを利用したところ、目標額
の100万円を24時間内に突破してしまった。

 さらに2カ月間で360万円(約300足分の注文)を集めた
という。現在はオンラインショップで販売を展開している。

  細川機業が企画・販売

 「和紙布スリッポン」を企画・販売するのは、1891年創業
の富山県で織物業に携わる老舗の「細川機業」だ。

 現在は土木工事用の炭素繊維や紅茶のティーバッグ用メッシュ
生地など非衣料の織物が売上高の7割、衣料向け織物が3割。

 初めてのファクトリーブランド「オリガミクス」を立ち上げ、
新しい素材として2015年から量産しているのが「和紙布」。

 和紙布とは和紙をよった糸で布を織ったもの。きっかけは和紙
糸・和紙布の研究を重ねる糸井徹氏との出会い。

  量産パートナー工場として

 ITOI生活文化研究所のテキスタイルエンジニアの糸井氏は、
自身が発明したシューズ向け和紙布の特許を取得。

 織物の技術を持っている細川機業が、その和紙布を量産するパ
ートナー工場として事業化を進めることになったもの。

 シューズの開発コンセプトは、和紙布の機能性を最大に生かす
こと。すなわち通気性や吸水速乾性を追究する。

  はだしで履く快適さ

 それにより「ムレにくさ」「軽さ」「消臭性能」を発揮するこ
と。なにより最大の売りは、はだしで履く快適さでしょう。

 シューズ向け和紙布の原料はマニラ麻。その繊維は強靭で、ワ
イヤーロープの芯材や日本の紙幣の原料にもなる植物。

 マニラ麻を高温高圧の釜で煮て、繊維をバラバラにほぐした状
態から、薄く均一な「紙」にすく工程が必要だという。

 これにより硬くて厚く太い糸しかできなかったものが、細くて
柔らかいシューズや衣料用織物に適した糸を作ることができる。

  綿、ポリエステルしのぐ強度

 シューズづくりで最も重視したのが「摩耗強度」。和紙糸を少
量のポリエステル糸と交織し、綿やポリエステルをしのぐ摩耗強
度を実現。

  「二重織り」の特許製法も

 さらにポリエステル糸が裏側に回る「二重織り構造」により、
肌に当たる面は和紙糸のみ、という特許製法を施している。

 素足がベタつかず、さらっと履ける。繊維には目に見えない無
数の空洞があり、汗をかいても蒸れにくい構造。

 「蒸れにくく、乾きやすく、水洗いもOK」をうたう新素材の
靴。しかも「軽い」(24.5センチで片足140グラム)。

 最初、和紙から生まれたなんていうから強度に問題ありと思っ
たが…。心配ないよう。履き心地を試したくなるね。

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