老人には、お肉を！

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独りディナー

2018年10月23日ナビトモブログ記事
テーマ：シニアライフ

東京最後の日は、娘夫婦が焼き鳥屋さんを予約してくれた。

恵比寿祭りの参加店ではあるけど、例のヱビスセットはサービス的な位置づけのようであった。

その前には、レッスンを終えた古い生徒達にクラスメートが加わって、居酒屋で早めの飲み会を。

一人暮らしになってから、初めての居酒屋だったかも知れない。

その後に、娘達との約束があるので、控えめにしては居たけれど、アラフォーの女性達に混じって、白髪シニアはビールをジョッキ二杯。

話に夢中になってる間に、「先生、そろそろ行かないと、やばいですよ」と生徒に喚起されて、5分遅れで恵比寿駅へ。

娘は、お婿さんと一緒だといつも安心しきった様子で、幸せそうだ。

来年のゴールデンウィークには、イタリアへ行く計画を立てているそうで、ミケランジェロの「ピエタ」の彫刻で、話は盛り上がった。

お婿さんは、独身時代単身で一年間世界一周をした人である。

スペインでは、サンチャゴでボタフメイロも何日間も待って見てきたそうだ。

ミケランジェロは、バチカンにある「ピエタ」を20才位で製作して、一躍有名になったのに、その後三体ピエタを作りかけて、未完の作品がローマ、ミラノなどにあるらしい。

来年は、二人で再び、ピエタ巡礼をしようと思っていると言って居た。

沢山の焼き鳥と、スペインワインを二本開けて、娘夫婦との宴は終わり。

スマホを見ると、亡き従弟の奥さんからメールがあった。

お宅にお電話したのですが、留守中でした。札幌へお出かけでしたか？

ホテルに戻ったのは10時半だったが、メールを送ると、即返だったので、電話をしてみた。

それから夜中の１時くらいまで、延々とシニア女子トーク。

叔母が亡くなるまで、住んでいた施設に毎週見舞ってくれた、優しい奥さんなのだ。

電話を切ってみると、息子から「ずっと通話中だよ。明日どうする？」とメールがあったので、すぐに電話。

そして、最終日はまず息子夫婦がホテルへやってきた。

事務的な用事を済ませた後、三人で「いきなり！ステーキ」へ。

先日は、３００グラムで少し物足りなかったので、今回は４００グラムを頼んで、予は満足じゃぁ・・。

７０才過ぎると、タンパク質の吸収力が下がるし、体重が減ると免疫力が落ちるそうで、お肉はどんどん食べた方が良い、という実に有り難い記事を読んだばかりなのである。

かくして、シニア女子のお肉旅行は、無事終了したのであった。