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たかが一人、されど一人

しぶとい三角野郎!! 

2011年06月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

内閣不信任決議案が先程反対多数で否決されてしまった。身内の馬鹿話ばかりで恐縮だが、以下が今朝の我が家での会話。爺「昨日までは不信任案は通りそうにないと言っていたが、どうやら通る可能性が出てきたね。いくら菅さんでも解散は出来ないだろう。可哀そうだがこれで終わりだな。」婆「でも解散して、賛成に回った人に対してはシカクを立てると頑張っているらしいわよ。こんな時に選挙を口走る事自体論外だけど、本気で造反者の選挙区に新たな候補者をたてることが出来ると思っているのかしら、本当にこのシカクもサンカクも分からない馬鹿なんだから!」こういった場合の報道は、何れも的を射たものが無いとしたものだから、全て眉に唾をつけて聞いていればいい。しかし、大分前から愛想尽かしはしていたものの、婆さんも解散と聞いて切れてしまったようだ。こちらは早めに昼飯を済ませ、1時過ぎから3時間程テレビにかじりついて見てしまった。最初国会中継かと思ったのに民主党の代議士会の中継が入ってきたので、アレとおもったら昨夜と様相が一変しているではないか。鳩山さんが「一致結束して反対しましょう。」なんて言っている。「なんじゃこりゃ」と思ったら、菅氏が蛇だかミミズだか分からない事を延々としゃべっている。鳩山氏は「菅氏が辞める事を先程約束した。」と言っているのだが、菅氏の話からはそのように聞こえてこない。本会議直前「小沢氏が菅氏の話に一定の評価を示し、自主投票でいいではないか。と語った」との報道が流れる。本会議が始まると、議場に小沢氏の姿は見えず、与党席に空席が目立つ。討論の最中、議場に小沢氏の急先鋒松木けんこう氏が現れ、大勢の議員が駆け寄って肩を叩いたり手を握ったりして、しきりに激励している様子。松木氏の方は何故か半泣きの表情。察するに<土壇場で不甲斐無き親分が又あのずる賢い三角野郎に騙されやがって>てなところだろう。案の定、彼は民主党の中ではただ一人不信任に賛成票を投じた。閉会後の記者会見では、早速岡田幹事長が、「菅総理と鳩山氏との約束には、辞任の時期については何も書いてない。」と言い。鳩山氏は「辞める時期は夏前だ。造反議員処分なんて論外で、その前にこんな異常事態を招いた執行部こそ大反省を。」と党内結束を恰好良く訴えている。しかし決議否決後1時間も経たずに、もうこんなに大きな齟齬が生じている。党内の亀裂は一朝一夕では容易に収まらないだろう。小生が思うに、鳩山さんが大事を前にして、簡単に菅氏の口車に乗せられてだまされたと言う事だろう。さすがの小沢氏も、この時間では鳩山氏をもう一度菅降ろしに巻き替えしようが無かったに違いない。今夜の食事時に婆さんからどんな解説を聞けるか楽しみだ。思うに、育ちが良すぎて腰の定まらないぼんぼんと、育ちが悪くて口先だけで世渡りする三角野郎(本心とは全く違う言い逃れでその場を何とかしのぐ人)の悪口をたっぷり聞く事になりそうだ。

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