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尺八と横笛吹きの独り言

「正調生保内節」(せいちょうおぼないぶし)……秋田県民謡 

2018年11月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●「正調生保内節」採譜
「生保内節」の元唄「正調生保内節」だ。「生保内節」は過去に唄っているが、正調を唄うのははじめて。「♪……吹けば宝風」のところで「生保内節」と「正調」とがごっちゃになる。「生保内節」の節回しがなかなか消えないで、この「正調」版では違いに苦労している。



●YouTube「正調生保内節」8寸……現在この音源を2尺3寸に落として自己練習中。
初代浅野梅若の旋律を受け継いだ梅若梅清(秋田三味線の日本一)
https://youtu.be/-rj9RUO8S6U

●YouTube 「正調生保内節」踊り
https://youtu.be/RODrma4PG0Y

●過去fueブログ「生保内節」についての解説
https://blogs.yahoo.co.jp/shakuhachi_fue/54770716.html


●「正調生保内節」について           
 
民謡には、似たような唄が日本各地に散らばっている例が多くみられます。
しかし「生保内節」に似たものは見当たらず、なにから派生した唄のかはっきり判りません。
正調生保内節という地元の節廻しを元にした唄い方に、「コイコイトオ」の囃し詞がついていることから、豊年を祝う唄「豊年来い来い」が元になっているのではないかと考えられています。 
【歌詞】
〇吹けや生保内東風七日も八日も 吹けば宝風ノー稲みのる
〇わしとお前は田沢の潟よ 深さ知れない御座の石
〇なんぼ隠しても生保内衆は知れる藁で髪結うて菅の笠
〇生保内生保内とやしめてくれな 後駒ヶ岳 前田沢湖
http://www2.nhk.or.jp/archives/michi/cgi/detail.cgi?dasID=D0004380034_00000

●正調生保内節
この唄は、天正年間(1573〜1592)の頃から唄われ、当時は「生保内東風(だし)」と呼ばれていた。他の地域の影響を受けない独自の民謡「元唄」「正調生保内節」として歌い継がれてきた。
秋田・みんよう企画「日本の民謡」より転載

●「生保内節」(秋田)

《吹けや生保内だし(東風) 七日も八日も 吹けば宝風 稲実る》

仙北郡田沢湖町生保内(おぼない)は、秋田から岩手へ抜ける交通要所・仙岩峠の秋田側の宿場である。はじめは唄い出しの文句を取って「生保内だし」とか、囃し言葉から「ノーコラ節」などと呼ばれていた。生保内だしは、駒ケ岳から昼過ぎに吹きおろす東風で、この風が吹けば、その年は稲の出来がよいと
され、宝風と喜ばれた。秋田三味線の名人・西宮徳末が三味線の手を加え、節回しも変えて角館町の飾山(おやま)の桟敷踊りに加えると、たちまち秋田の代表的な民謡の一つになる。生保内では、改良前の単純な節回しを「正調生保内節」と呼んでいる。
http://www.1134.com/min-you/02/k0502.shtmlより転載

「正調生保内節」を昭和初期に平易なもの「生保内節」に改作した。昭和20年ごろはこの二つの生保内節が地元ではよく唄われていて、「生保内節コンクール」では新旧の両方が唄われるそうだ。

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