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植月日記(17)... 

2019年04月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




















4月最後,平成最後のアップということでもあります.
明日からは,令和.
元号が代わるのに引っかけて,TVのニュース番組,ワイドショーではだいぶ前からなんだか知らんが盛んにこの改元を煽っている.
もちろん,これに絡んだ便乗商売はあちこちでやられている.

改元したからって,何が変わるのかねぇ.単に一日前に進むだけ.
ご城主様が代わったり,国替えされたりとういうことではないのに,なぜに令和,令和と騒ぎ立てるのか?
まあ,これを機会にといろいろと企む向きもあるようだが...
小生にとってはどうでもよいこと.
時間はフツウに経過するだけのことだ.





桜の笑顔2



   Leica M10+Summicron-M 50m F2 (3rd)







食後に親子3人でボール遊びしているところを捉えた.
桜の咲く河原でこうやって遊んでもらうと,時間が経ってもきっと子供たちは覚えているのだろうなぁと思いますよね.
ところが,こと我が家について言えば,オジン,オバンになった息子,娘に聞いてみたら,「あんまり小さい頃のこと覚えてないなぁ〜」だと
(´ヘ`;) う〜ん・・・
あそこでこれ食べた,美味しかった,こんな食べ物だったなんてことはやたら覚えていて,父親と遊んだ事なんて忘却の彼方なんて(_ _,)/~~






本日の一枚,前回に続いて連投.
本日もCDアルバム.お勧めものです.


Laurie Allyn / Paradise (V.S.O.P.#111 CD)   


■発掘
このアルバムは曰わく付きのものとして知る人ぞ知る.
Laurie AllynはModに所属したヴォーカリストで,このアルバムが完成直後に会社が倒産したため,お蔵入りしてしまったという経緯を持つ彼女にとっては言われ因縁のあるもの.その後,2004年にほこりにまみれた倉庫の棚にこのマスター・テープがあることが分かり,V.S.O.P.が所有し世界初CD化をした.
マスターの半分はなんとか使い物になる状態だったが,残りはダメージを受けて使えなかった.しかし,ダビングしていたものがあったのが幸いして,残り半分はダビングテープからマスタリングした.
なんと,50年後に唯一のアルバムがニュー・リリースされたというわけだ.
アルバム・カバーは,写真のように彼女の大写しポートレート.

マスター・テープが発見されてほんとうに良かったと思う.
こうして彼女の歌をいい音で聴けるこの幸せよ!

  Fujifilm X70

■日本盤とジャケデザイン
一方,日本盤は,発売元が西麻布にあるMUZAKで,彼女の録音セッションの写真を元に肖像画を作り,それをジャケット・デザインとした.これは,Modeのほとんどのアルバム・カバーを手掛けたエヴァ・ダイアナのタッチを再現したもので,なかなかよい.
■パーソネルは豪華な面子
V:ローリー・アリン,p&アレンジ:マーティ・ペイチ,Tp:ドン・ファガーキスト ,ピート・カンドリ,g:アル・ヴィオラ,b:レッド・ミッチェル,ds:メル・ルイス,Tr:ハービー・ハーパー.
1957年10月 ハリウッド録音.
2004年発売(上記のように再発ではなく,オリジナル・リリース).
マーティ・ペイチのアレンジはいいねぇ〜
録音は,1テイクのみで行ったと彼女がLinkedInで書いている.

■オリジナル盤
小生が購入したのは,カリフォルニアのV.S.O.P.レーベルからのオリジナルもの.2004年発売.
洒落ているのは,レファレンスNo.のところにMode130と明示してあること.Modeレーベル最後の130番だとのリスペクトを込めてのクレジット.
ただ,アルバム・ジャケットは写真のようになんとも味気ないフツウのポートレート.前述のように日本盤の方が味わいがある.でも,ライナー・ノートの裏表紙には日本盤ジャケデザインの元になった彼女の録音時の写真が載っているので,日本盤と比べて見ながらプレーを聴くのもこれまた一興ですぞ.

■録音
全12曲.
埃まみれで放置されていて(と言っても,缶の中には入っていたのだろうが),1957年という古い録音だがその録音がとても良く,リマスタリングがキチンとなされていて,広いステージを思わせる良い仕事だ.バラードでヒスノイズが聞こえてしまうのはいたしかたない.これお勧めですよ.
V.S.O.P.のことなので,24bitリマスタリングをしていると思う.
ウチでは,192kHzにアップサンプリングとリクロックを施して聴いております.
なかなか気持ちよいです.
因みに,オーディオのリファレンスCDとして使っている海外の評論家もいる.

スロー,ミディアム,アップといろいろ取り混ぜ,オーケストラの伴奏,コンボの伴奏とこちらもヴァリエーションがある.
声質は,やはりちょっぴりハスキーでキンキンしない小生好みのイイ感じ♪( ´▽` )ノ ドリス・ディやジュリー・ロンドンに似ていると言う方もいますが,ちょっと違う.もっとマイルドでやや軽め.だけど味がある歌声.癒やされる.
どれを聴いても当たりですが,ちょっと切ない10曲目のThat's what a woman is forを初々しい女の子がつぶやく感じの曲想や編曲が面白い4曲目のSurrey with the fringe on topがヨイ.そして,最後のTake me in your armsが編曲といい,最後を飾るにふさわしい深みのある歌唱.

■2006年1月にLaurieはLinkedInに次のような書き込みをしている
My first album was recorded in Hollywood, CA after I was discovered by the whiz known as Red Clyde while I singing in Chicago. I was whisked off to Hollywood where we cut the tracks for my album- sight unseen, in one takes only-- with some of the most fabulous up and coming musicians of the time. Unfortunately in a matter of weeks, MODE would go bust-- leaving my album in the dust- never to be completed or released.
Fast forward to 2004 and a MIRACLE: with the help of Bones Howe and Peter Jacobson, 'Paradise' was finally completed and has been released to worldwide acclaim and appreciation!
I am beyond blessed- and my 'follow up' CD is being brain stormed now-- so please stay tuned!
彼女は,ネブラスカで生まれた.
生年については彼女は語ったことがないが,1937年前後だろうと見られている.
現在,彼女はDidi Pierceと名乗ってワシントンで暮らしている.
離婚歴あり.子供あり.

■Laurie Allyn Fan Club
Facebookにこの名前で9年ほど前にファンクラブ(公開グループ)のページが開設されていますが,2018年12月31日以来更新はないようで,実質どうなっているのか...
管理者はLaurie AllynとCarrie Pirece.
記事の中に,インターネット・ラジオのPure Jazz Radioで以前特集が組まれたとの記述がありました.
FBを見てみると,もちろん音楽活動はもうしておらず,彼女は木版画や抽象画を趣味で描いているようです.

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