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2019年05月25日 外部ブログ記事
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招待したお客様についていろいろ論うのは亭主側の品位を汚すことにもなりかねない。依って誰も言わないから小生が言わせてもらう。今回2度目になるトランプ・アメリカ大統領の訪日は国賓としてとのこと。要するに日本が辞を低くしてお招きした形である。そのことに異を唱える必要も無いし、そのスケジュールは両国の関係官僚間で事故無きを期して綿密に組み上げられている筈だ。アメリカ大統領の訪日は何度も経験しているが、その度にスケジュール的には何の関係もない我が池袋駅周辺まで警官の数が増員されるのは毎度のこと。それも仕方がないとしよう。ニューヨークの不動産屋上がりの大統領氏に品格を求めるのは無い物ねだりで、その必要も無かろう。それにしても発表されたスケジュールは何もかも異常としか言いようがない。かりそめにも国賓であれば国を挙げて歓迎の意を表すべきはずだ。昔の英国リチャード王子とダイアナ妃までとは言わないが、嘘でもいいから国民が歓迎する格好をつけるのが客と亭主のマナーの筈。今これを書いている午後4時半少し前の時点では到着する時刻の表示も空港におけるレセプションの詳細も発表されていない。宿泊先も発表されていないから、空港から迎賓館に直行してそこでレセプション、或いはパレードなんてことも一切無いようだ。そして明日の予定、首相と休日を楽しむとの趣旨らしい。ゴルフや居酒屋は言及すまい。問題は国技館での大相撲夏場所千秋楽観戦だ。相撲は日本の国技として歴代政府は相撲協会に恩を売ってきている。そのことは措いて、歴代のアメリカ大統領やフランス大統領の中にも嘗て相撲ファンがいた。そのために相撲協会が貴賓席を提供したり、特別の場を設けて取り組みを披露した例はこれまでにもある。今回はなんと夏場所千秋楽当日に正面升席1000席分提供させて、そこに一行を招待するとのこと。しかも観戦は結びまでの3番だけ。これは流石にやり過ぎではないか?いかに国賓と言えど庶民の気持ちがそこまで醸成されていないことは明らか。千秋楽に満員御礼の幕が下りる下りないの問題ではない。新天皇陛下でさえまだ行幸されていない両国国技館、おもてなし精神に富み礼儀正しい日本人はご一行を暖かい拍手で送迎するだろう。日本は時たま先ほどの様な地震はあっても、お客に3泊されて困る程貧乏国ではないし、アメリカには恩もあろう。しかし考えただけで昭和20年8月15日が思い出されて涙が浮かぶ。

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