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平成の虚無僧一路の日記

「正しい万歳三唱」は存在しない? 

2019年07月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



?「大日本万歳三唱普及協会」というのがあるそうな。
「万歳三唱」については、明治12年(1879年)4月1日施行の「太政官布告第168号」
によって、きちんと定められている。それは「両手の平を前に向けるのは降参を意味する。
正しくは、手の平は内側に向けるもの。また、手を上げと同時に右足を半歩前に出す」というもの。
私の所属している「日の丸会」でも、退役自衛隊幹部の指導で、そのように行っている。
ところがところがである。Wikipediaで検索して驚いた。この「太政官布告」なるものは
真っ赤なニセモノ。そのような「布告」は存在しないとのこと。
たしかに、太政官布告で決められたにしては、戦争中の万歳の写真は、みな手の平を
前にむけている。帝国日本の軍隊では万歳の所作さえ徹底されていなかったのかと
私は疑問に感じていた。
この摩訶不思議な「正しい万歳三唱」は、1996年頃から問い合わせや報道が
見られ、その存在を信じた者の発案により、Youtubeなどで拡散されてきた。
この「万歳三唱」が普及するにつれ、創案者が名乗り出ている。
宴会の一発芸としてやったのが受けて、広まったとのこと。
ま、太政官布告が無かったにせよ、こうして新しく「つくられた伝統」が
普及するのは、他にもあること。これも世の流れ、移り変わりか。
『偽、太政官布告』の要旨
本文
別紙のとおり明治12年4月1日よりこれを施行する。右、勅旨を奉じ、布告する。第一条:発声は、大日本帝国と帝国臣民の永遠の発展を祈って行うこと。第二条:音頭を取る者は、気力充実・態度厳正を心掛けること。    唱和の際には、全員心を一つにして声高らかに行うこと。第三条:細部については別に定める。(実施要領を参照)実施要領1.直立不動で両手は指をまっすぐ下方に伸ばし体の側面にしっかり付ける。2.万歳の発声とともに右足を半歩踏み出し、同時に両腕を垂直に高々と挙げる。  その際、両手の指をまっすぐに伸ばし両掌を内側に向けておく。3.万歳の発声終了と同時に素早く元の直立不動の姿勢に戻す。4.以上の動作を三度、節度を持ちかつ気迫を込めて行う。
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?尚、日本での万歳三唱は、1889年、大日本帝国憲法配布の日、青山練兵場での
臨時観兵式に向かう、明治天皇の馬車に向かって万歳三唱をしたのが始まりとされているとか。
皇居での一般参賀での「天皇陛下万歳!」は、もう定着した伝統行事になっている。
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https://youtu.be/op3mW3cCqSY?t=48
?https://youtu.be/twRGFeSTa2s
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https://youtu.be/op3mW3cCqSY?t=48
?https://youtu.be/AL5TZjaTl9o
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