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2019年07月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


























こんな空がよどんでいない梅雨の晴れ間に出会うと,ついついなにげないこんな風景でもシャッターを押したくなる今日この頃なのであります.
銀座のSONY PARKに置かれたいろいろな植物で例年の暑さなら一時の涼を感じるところなのだろうが,こう雨が多いとなかなか涼とはいかない.








   Leica M10+Hektor 50mm F2.5







本日の一枚は,

Doris Day / The Love Album (Var?s Saraband Records, 302 067B)

全14曲.
2016年リリース.ギターにBarney Kesselが入っています.

Doris Dayについては今更説明する必要はないでしょう.今年の5月に亡くなっております.
数々のヒットを生み出した1950年代〜60年代のアメリカの女優兼ヴォーカリストが,タイトル通りに様々な愛の歌をしっとりと,情感込めて歌うバラッド集.
Doris Dayのあのちょっとハスキーでコケティッシュな面も持つ歌唱は上質な実に良い作品です.

このアルバムは素直に世に出たわけではないのです.
本アルバムはコンピレーション・アルバムとなっていますが,通常のいろいろな既出のアルバムにあるトラックを寄せ集め作るコンピものとはちがって,Doris Dayが1967年にハリウッドの3カ所のスタジオで別々に録音されたものを一つに集めてリリースしたという意味合いでこの言葉を使っているようです.

■アルバム・リリース?
1967年に録音されたものの,実際に12インチLPアルバムとして世に出たのは1994年で,Visionレーベル(イギリス)からです.実に27年かけて日の目を見たということになります.
オーストラリアでは,VisionレーベルがWEA(Warner Elektra Atlantic)から同年に発売されています.
その後,1997年にイギリスのTempleレーベルからWith Loveというタイトルで出され,2006年にアメリカのConcordレーベルから1970年に録音された3曲が追加され,The Love Albumとして発売されています.
一番新しい再発売は,ここで取り上げている2016年のVar?s Saraband Recordsからのリリースとなります.

■Var?s Saraband Records版
本盤は,もともとの録音の良さと,Mike Milchner(Sonic Vision社)のリマスタリング技術によって大変に良い音に仕上がっていて,安心してバラッドの世界に違和感なく浸れるます.
トラック11までは1967年の録音.
12〜14は,2006年版に追加された1970年録音のボーナス・トラック(12の録音場所は,ハリウッドのUnited Recording,13〜14は,ハリウッドのCBS Television City)です.

どれも良い曲ですが,10トラックめのWonderfull Oneと,11トラック目のメドレーで聴かせるIf I had my life to live over / Let me call you sweetheartが大の好みです.その中でもLet me 〜がもともと私は好きなのです.
今,BS3で毎週土曜日にアガサ・クリスティー作品集を放送しているのですが,すでに放送した中の「検察側の証人」で,犯人のレビューの踊り子がこのLet me call you sweetheartを切なく悲しく歌っている場面があります.
この曲想がなんとも陰鬱な空気を漂わせる当時のロンドンを再現した素晴らしい映像とみごとに雰囲気がマッチし,ドラマを効果的に支えていたのが印象的でした.

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