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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

浅間園スカイロックトレイルで感じたこと 

2019年08月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し











溶岩樹型のヒカリゴケ




12年前、何も知らずにやって来た浅間山北麓は、何とも神秘的な場所であるということを知ることになった。ジオパークガイドという考えたこともない経験をすることとなったが、浅間山やこの周辺の自然の神秘には、はかりしれない魅力が潜んでいる。
ダケカンバの森を進み、やがてそれがナナカマドの森に変わっていく。秋に見る風景は別の場所のように変わるに違いない。標高1640m地点で弁当タイムとなったが、そこには大きな木はなく、コケ庭にカラマツの幼木があるだけだった。この広々とした場所が、50年、100年後には何も人間が手を加えなければカラマツ林となる。後ろにそびえる奇岩の溶岩は隠れ、浅間山の山頂も隠されてしまうだろう。しかし、その前にまた大噴火が起こり、大地は再度リセットされるかもしれない。そんなことを考えながら、サンドイッチがとても美味しかった。今にも降り出しそうな自然の中で、遠くで鳴る雷の音に急いで帰り支度をした。天気の良い秋にまた訪れたいと思いながら、二度三度浅間山山頂方向を振り返った。ただ自然の中にいるだけで不思議な気持ちになる。
自然は素晴らしい、わが人生も終わりに近づくほど神秘的になっていくのか?
 
 

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