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2019年09月02日ナビトモブログ記事
テーマ：シニアライフ

阿部寛ファンの私が最近見た映画「青い鳥」

主演男優賞を獲得したという阿部寛の演技も素晴らしかったけれど、内容も深くて、すぐに重松清の原作をアマゾンで注文して、早速昨日読んだ。

中学生の少年からみた原作が、短編だったこともあるけれど、映画の方は阿部寛演じる先生側に寄り添って居るので、テーマが更に大きく広がっていて、私の印象では、映画に一票、かな。

重松清は、元々好きな作家なのだ、まだ数多くは読んでいないけれど・・。

以前に読んだ一冊、「きみ去りしのち」は、とても感動的だった。

一歳になる直前の息子が、朝起きたら亡くなっていた、という話で、それから父親である「私」の、追悼の旅が始まる。

行く先々で、大切な人を亡くした悲しみに出会い、秘かに病を抱えた、最初の妻の穏やかな最期にも、立ち会う。

「ほぼ日」で、度々登場する重松さんは、のんびりした風貌で、ムーミンファンのおじさん達の座談会に出席して、ほのぼのとした話をしたり、小説の世界とのギャップが、又楽しい。

そろそろ、阿部寛作品のDVDも見尽くした感もあるし（ほんとに？）白内障手術のお陰か、読書の方が目も疲れないので、これからの秋の夜長は本を読んで過ごすことにしようかな・・。