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独りディナー
亜麻色の髪の乙女
2019年10月01日
テーマ:音楽
先日の、マダムレッスンで。
今弾いている曲は、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」である。
亜麻色という色の名前は、あまり日常では使わない言葉なので、曲名を知っている人でも、色そのものを認識していない人が多いのではないだろうか。
私も、漠然としたイメージしかなかったので、カナダに住んでいた頃、フランス系のピアニストに、尋ねたことがある。
彼が言うには、「リネンの色だよ。殆ど白に近い色だね。英語だと、flaxen になるかな」と教えてくれた。
そんなことをお話ししながら、マダムに私は質問する。
勿論、私の中に正解を持っているわけではないのだが。
「弾いてらっしゃるときは、画家のような立場ですか?
それとも、自分が乙女の気持ちですか・・」
すると、私と同年齢のマダムは、
「勿論、見ているほうですね」
「では、一度乙女の気分になって弾いてみませんか?」
感性豊かなマダムは、既にさっきのテンポとは微妙に変化させて、弾き始めた。
若干速めだ。
そして、骨格のしっかりとした演奏なので、私は感想を言う。
「ドイツ系の、乙女のイメージですね」
そこで又、新しく質問を始める。
「幾つくらいの乙女だと思いますか?」
「17歳くらいでしょうか・・」とマダムは答える。
私は密かに、10歳くらいをイメージしていたので、そこで新しい展開が始まる。
「そうですか。既に大人に近い乙女ですね。」
「では、もう一度、客観的にその乙女を眺めている、という気分で弾いてみますか?」
繰り返して、五回くらい集中しながら弾いていくうちに、演奏もどんどん完成度が高まっていく。
何だか、とても楽しいレッスンであった。
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彩さん
私も、亜麻色は、何となく栗色風に思って居ました。
ルノワールの、ピアノを弾いている少女達の絵が思い浮かんでしまうせいだと思いますが・・。
2019/10/12 07:52:17
ステキなレッスン!
ピアノレッスンにこんな素敵なやり取りが
ある先生に師事できるなんて、マダム達は
お得感満載ですね。
亜麻色とはこういう感じの色合いだったのですね。
再認識しました。
私は薄めの茶褐色をイメージしていました。
それこそ、風になびくと所々、金色にも
見えるという風景迄見えてくる色。
2019/10/07 05:20:58
ゴクさん
コメントありがとうございます。
曲名には、著作権はないのかな・・。
先日、重松清原作の「青い鳥」という映画を見ましたが、このタイトルはやはり映画好きな人にとっては、豊川悦司主演の「青い鳥」が浮かびますよね。
「青い鳥」原作の著作権はともかく、二つの映画を見て感じたのを、思い出しました。
2019/10/02 13:36:41
亜麻色の髪の乙女
こんばんは。
「亜麻色の髪の乙女」って、クラッシックの曲だったんですね。
恥ずかしながら、知りませんでした。
真面目なシシーさんは、ご存じないと思いますが、半世紀ほど前にヒットした、グループサウンドの曲に登場します。
昔の作品から、色々、借用しているんですね。
2019/10/01 19:04:45