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yukiの一人歩き

歩いて熱海市街地まで 

2020年01月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


もう、見渡す限り光に満ちていた。大洞台近くの国道から見ると、初島が左に寄ってきて、大島もくっきりと見えた。広い海原は輝いていた。この国道が開かれた昔には、この道は急峻な崖にあり、硬い岩盤が散在していた。車の通る道にするには多くの困難があった。亡くなった人、怪我した人。殉難の碑の傍に立つ桜。毎年、一番早く咲き出す。伊豆山の交番は、この熱海桜で春を迎える。続けて咲き出すのはカワヅザクラ。三叉路の信号に停まると、ゆっくり花見ができる。ビーチに咲く桜。見事な枝ぶりを誇っていて、小鳥を楽しませている。バックのホテルも、ようやく一息ついているかのようだ。糸川沿いに並ぶアタミザクラ。人出はここが一番多い。熱海桜の基準木もある。現在満開、散り始めていた。 のんびり楽しんでいると、隣の女性が、「イー、アル、サン…」と叫びだした。急いで、傍を離れた。 ゆっくり歩き、時々休み、2時間足らずも掛けて歩いて来たが、帰りはバスにした。今の私には、これで上等。

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