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吾喰楽家の食卓

国立演芸場2月中席2日目(落語) 

2020年02月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

■金原亭駒平(道灌)
前座でも、馬生一門なら大概は知っているのだが、誰だか分からなかった。
駒平は世之介の弟子で、昨年の秋に前座登録されたらしい。
芸歴の割には上手すぎるので、帰宅してから調べてみた。
日大芸術学部を卒業してから、小劇場俳優として40本以上の舞台経験があるそうだ。

■金原亭馬太郎(出来心)
前座名は駒六で、昨年の春、二ツ目に昇進した馬生の弟子である。
個性が足りないような気もするが、安心して見ていられる技量は感じた。
鹿芝居に前座は出られないから、今回が鹿芝居のデビューだ。
化粧映えする顔立ちをしていた。

■金原亭馬玉(ざるや)
国立演芸場へ通い始めて程なく、真打に昇進したこともあり、気になる噺家の一人だ。
ずっと鹿芝居に出演しているが、その成長ぶりが気になっている。
ちょい悪感のある、小粋な感じの語り口だ。
この日の演題である『ざるや』を、卒なくこなした。

■林家正雀(木更津見染め)
リレー落語の前半。

■金原亭馬生(赤間の仕返し)
リレー落語の後半。

■金原亭世之介・古今亭菊春(寿獅子)
同席した、辛口の同級生が「上手い」と褒めたくらい、余技の領域を超えている。
二人は場内を回るのだが、下手側の階段から場内に下りた世之介は、最初に私の所へ来たので、祝儀を口に差し入れて頭を噛んで貰った。
場内を一回りし、今度は、頼んでもいないのに私の膝を噛んでから、舞台に戻った。
「身体の悪い所を、獅子頭に噛んで貰うと治る」と言われている縁起物だが、世之介師匠は、私が膝の悪いことを知らないはずなのに。

   *****

写真
2020年2月12日(水)撮影:2月中席2日目の演題 & 馬久(左)と馬太郎(右)



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Babanさんへ

吾喰楽さん

こんばんは。

小学校に入学する前からの、落語ファンです。
テレビがない時代ですから、音源はラジオです。

花魁の意味が分からず、母に訊いたら、「大人になったら分かる」と、言われました。
大人になったら、花魁は居なくなっていました。

2020/02/15 22:30:53

本当に落語がお好きなんですね。

さん

 私、落語の天才少年(昔)と関わったことがあります。彼が「え〜毎度馬鹿馬鹿しいおわらいを〜」とはじめると、待って待ってと、座布団を探しに走ったことを思いだします。

2020/02/15 21:35:36

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