メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

心浮き立つ春 

2020年03月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日が日の出から日没までが12時間だったようだ。今日は気温も高く本当に穏やかな絶好の行楽日和となった。山にでも出掛ければいいのだろうが、準備が間に合っていない。今週末は都内でお花見もできそうだし、少しばかり心がウキウキしてきた。この軽佻浮薄な性格はなんと言っても母譲り、長女にまで伝承している。小学生時代に1度だけ両親と花見にでかけたことがある。その時の写真(モノクロ・ベスト版)が今でも手元にあって数年に1度位はアルバムを取り出して想い出に浸ることがある。大きな桜の下で両親が並んでいるから、子供の小生が撮ったに違いない。場所は遊覧道路(現在このロマンティックな名称が残っているかどうか分からない)から水道坂を登った脇だった筈。当時も花見と言えば、城山公園が定番だったと思うが、何故人気の少ない場所に行ったのかがはっきりした記憶が無い。今察すると、父が母とアベックで歩いているのを見られるのを嫌がった可能性がある。それはともかく、母はお花見が大好きだった。昔なにか用事があって拙宅に1泊した翌日帰長することになっていた筈が、やはり今日のような陽気に誘われたようで、こちらが出勤した後の話がある。家内に手荷物を長野に送り返すように言いつけて、東京の友人に電話「ねえ、あなた。吉野にお花見に行きましょう。」と誘ったらしい。誘われた友人も未亡人だったので気安く了解したとのこと。この話はその後何十年かの間に家内から耳にタコが出来るほど聞かされたものだ。父はそんな母と正反対で、遊びで出歩くことは殆どなかったと思う。当時はテレビもなかったし、唯一の趣味は庭いじり、百姓の子を自慢するだけあって、庭に数坪の花壇のような囲いをして、花や野菜を育てていた。休みの日には地下足袋に履き替え、鋤鍬を扱うさまは今では本格的農家でも余り見られないかもしれぬ。家内もよく言っていたが、夫婦円満の秘訣は二人の趣味が一致しないことにあるとのこと。我々が円満であったかどうか別にして、我が夫婦も良くもこれだけ違うものと感心するぐらい趣味が異なっていた。要するにお互いの個人的領域には近寄りたくても近寄れないから、いらぬ干渉をしないで済む事は良いことだったかもしれぬ。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ