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続・男はつらいよ 

2020年04月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:コメディ

映画ファンの皆様、おはようございます!

[映画監督の大林宣彦さん(82歳)死去] のニュース。
広島県尾道市を舞台にした「時をかける少女」を観て、
尾道市を知ったことでした。合掌。

今日の映画紹介は
土曜は寅さん!4Kでらっくす『続・男はつらいよ』
寅さん京都で瞼の母と再会!?
BSテレ東で2020年4月11日(土) 18時30分〜放送。

旅に出てから1年、ふらり柴又へと戻ってきた寅次郎。
そこで恩師とその娘と再会したことから
巻き起こる心温まる物語。

寅次郎が生き別れとなっていた母親と
再会を果たすエピソードも入った
「男はつらいよ」シリーズ第2作。

キャッチフレーズは、
”天に軌道がある如く、人それぞれに運命有り、
私ことフーテンの寅、望郷の念やみがたく、
再び、帰ってまいりました。”。

車寅次郎(渥美清)は、弟分の登(津坂匡章)と
北海道へ出発する前にふらりと葛飾商業学校時代の
英語の恩師の坪内先生(東野英治郎)の家を訪ねる。

ほんの挨拶のつもりが、懐かしさと、
一人娘の夏子(佐藤オリエ)の美しさに、
家に上がり込み飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。

挙句の果てに、はしゃぎすぎて腹痛を起こし、
病院へかつぎ込まれる。

そして、入院先の病院でトラブルを起こして脱走。
さらに、舎弟の登と、焼肉店で無銭飲食と
店長の男性に暴力をふるい、警察に連行される。

そんなことで、実家の柴又にも居場所がなくなり、
関西へ向かった寅は、坪内先生と夏子と再会。

生き別れた母親のお菊(ミヤコ蝶々)が、
京都にいることを知り、
寅は夏子と一緒に会いに行くのだが…。

第1作の好評を受けて製作された続編だけに、
より面白くなっています。

特にひょいひょい出てくる名セリフには感動?します。
本作では京都で「バイ」している時の口上。

”天に軌道がある如く、
人それぞれに運命を持って生まれ合わせております。

とかく子(ネ)の干支の方は終わり晩年が
色情的関係において良くない。

丙午(ヒノエウマ)の 女は家に不幸をもたらす。
未(ヒツジ)の女は角にも立たすなというが、

そこの若いお方、 あなたの生まれ年は?
(サクラ役の源公が『昭和25年です』と答える)。

25年はカノエの寅。 この干支の方は両親の縁薄く
幼少より苦労する人が多いという干支であります。

あなた眉と眉の間に陰りがありますな。
あなた両親がいないね?
(源公が『ほんまや!』と 合の手を入れる)。
この干支の方はどことなく気品があり、
そして頭が良いのが特徴とされております。
たまたまそうでない場合もあります。
(周りの客が源公を見て笑う)。

当たるも八卦当たらぬも八卦、人の運命などと いうものは
誰にもわからない。そこに人生の悩みがあります。”と、

滔々ととまくし立てる口上に、思わず、ニヤリとしている
自分がいますね。
ここらが、寅さんの真骨頂でしょう。

母のお菊(ミヤコ蝶々)との丁々発止のやり取りは
これまた笑えます。

1969年(昭和44年)公開。
監督は山田洋次。



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