ひろひろ48

茶色の朝 

2020年10月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

今朝、トランプ大統領が1000人かな?支持者を集め、ホワイトハウスで演説していたのを。支持者たちが、「トランプを愛する」と連呼してたのが、ナチスドイツで、「ハイルヒトラー」と連呼していたのと、英語のもあって声が似ていてので、背筋がぞっとしました。
さて、近未来の管理社会を描いたSF小説でジョージ・オーウェルの「1984」が有名です。昨日の新聞の本の紹介「読む人」の「記者の一冊」で紹介されてた本は、まだ読んでいませんが、面白そうというか、恐いです。

「茶色の朝」フランク・パヴロフ著 書評 中村信也(記者)
日常に忍び寄る支配

何もかもが「茶色」になるフランスの寓話である。日本オリジナル版は2003年に出てからロングセラーになっている。
主人公はごく普通の男。ある日、遊び仲間から飼い犬を安楽死させたと知らされる。理由は、政府が毛が茶色以外の犬や猫はペットにできないというペット特別措置法を定めたからだ。
その後、日常に小さな変化が起きていく。特措法を批判し続けた新聞が廃刊となる。政府が認めたのは「茶色新報」。「競馬とスポーツネタはましらしい」と男はさして不自由のない生活に声を上げない。だが、友人はじめ多くの人々が自警団に逮捕されてしまう。かつて茶色以外の動物を飼っていたことも、犯罪と見なす法律ができたからだ。
外の風景まで茶色くなったある朝。男の逮捕がほのめかされた物語は終わる。
さて、ここで男が抵抗したらどうなっただろうか。
「法に基づいて適切に対応した結果だ」。そう言って誰かが男を連れ去るのではないか。「たたき上げでパンケーキ好き」の首相にちなんで再読、妄想した。
本書には哲学者高橋哲哉さんがメッセージを寄稿。
<引用以上>

もう、世界中でこれに似たことが起こっていませんか?
茶色でなく、○○人とか、LGBTQとか、政権に都合の悪い部分に、法律で取り締まる。。。排除する。。怖いです。



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