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葵から菊へ

内閣府は恐ろしい所「影の総理だった7年8ヶ月の管義偉内閣官房長官と杉田和博副官房長官」 

2020年10月16日 外部ブログ記事
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『日本学術会議から推薦された新会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかった問題を巡って、杉田和博官房副長官が事前の任命拒否の判断に関与していた。政府関係者が12日、明らかにした。』(毎日新聞 2020年10月12日) 野党は杉田和博官房副長官の国会招致を求めています。

杉田氏の略歴は、東京大学法学部卒業後、神奈川県警本部長、警察庁警備局長、内閣情報調査室長 、内閣危機管理監、2012年12月からは 内閣官房副長官(事務担当)17年8月内閣人事局長兼務となっています。
内閣府には、今年1月「桜を見る会」の情報開示文書の引き取りに行ったことがありましたが、内閣府の組織図を見てみると、金融庁担当麻生太郎特命大臣をはじめ特命大臣がゾロゾロと名を連ねていますので、日常的には総理大臣ではなく、官房長官、官房副長官、内閣府が統括していたと考えられます。外局には国家公安員会もあります。
杉田氏が所属していた内閣情報調査室は、戦前の特高警察が改組され、警察庁公安第一課(当時)が指揮し、神奈川県警公安警察官が実行した緒方国際部長宅電話盗聴事件など日本共産党は一貫して対峙してきた部署です。
新聞アカハタ1945年12月10日号 日本共産党戦争犯罪人追及大会の名簿抜粋

内閣情報調査室には、新宿区市谷本村町にある防衛本省の真裏にある「内閣衛星情報センター」が付属機関としてあります。戦後は内閣印刷局があり、その後は大蔵省印刷局研修所と「お札と切手の記念館」(現在は北区王子1丁目国立印刷局王子工場に併設。)になりました。「官報」を印刷することから、市谷薬王寺町や払方町に印刷局宿舎がありました。印刷局研修所のグランドがあった場所に内閣衛星情報センターが建てられました。以前は屋上に大きな空に向けたパラボラアンテナがありましたが、Googleマップで見ると無くなっていました。歩道改修のことで情報センターに申し入れをしたことがありましたが、警備が厳重で看板もありませんから近所の住民は何の建物か分からないようになっています。
新宿平和委員会発刊「葵から菊へ」(絶版)より



日本共産党は各選挙時には新宿駅東口や西口で街頭演説会を行います。新宿区議会議員時代は中央委員会防衛担当者と一緒に新宿警察署警備課との打合せをしていました。赤尾敏や右翼政治団体の街宣車が妨害にきたときは、新宿警察署の暴力団担当の刑事とも打合せをしたこともあります。そときは「○暴」と言っていましたが、正確には「○ビー(B)」という警察隠語だそうです。これが分かったのは、こんな出来事があったからです。
牛込警察署からお願いしたいことがあるから来署してもらいたいという電話が自宅にありました。玄関で名前を告げると「○ビーですね。」と3階の小さな取調室に案内され、二人の刑事と応対しました。「先生、私たちはチャカ(拳銃)をあげたいの協力してください。以前は舎弟のところに隠していましたが、最近はオンナ(情婦)のところに隠すので中々大変なのです。先生の地盤は富久町でしたね。そこは歌舞伎町に近いのでオンナたちが大勢住んでいます。是非どんな小さな情報でも結構ですからよろしくお願いします。」と言われました。管理人の担当地域は旧牛込区の南側の神楽坂から牛込柳町、河田町、余丁町、富久町等ですが、警察は当然知り得ている情報です。帰り際に小さな声で「先生、交通違反でご相談があったら何時でもご連絡ください。なんとかしますので。」囁きました。
もしも、交通違反のことで相談したら公安警察に通告され、それを弱みに握られ(○玉を握られ)スパイに仕立てられた可能性があったと思い出しています。
話は戻りますが、管義偉総理は1987年横浜市議に初当選。その後市議を2期務めました。当選回数わずか2回にも関わらず、小此木彦三郎代議士(故人)の事実上の代役として、秘書時代に培った政財官の人脈を活かして辣腕を振るい、「影の横浜市長」と呼ばれました。杉田和博氏は1993年に神奈川県警察本部長でしたので、管氏は横浜市議時代に杉田氏と深い関係を築いたと思われます。文部科学省事務次官前川喜平氏の「歌舞伎町ガールズバー」で辞任したことがあったときに「官邸ポリス」が話題になりましたが、麹町警察署の公安刑事が霞ヶ関から歌舞伎町まで尾行していたかもしれません。「内閣人事局」で思いのままの官僚人事を操り、内調の情報を悪用して安倍晋三内閣を支えてきた管官房長官と杉田副官房長官の7年8ヶ月だった思います。



左端は、現在の加藤勝信官房長官です。

(了)
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