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2020年12月21日
テーマ：テーマ無し

本日もサルベージ・フォトから．
日付を見ると2011年11月の銀座とある．
東日本大震災が起きてから来年でもう10年になります．
スッカリ忘れている方も多いでしょう．このところ福島沖や茨城沖，伊豆諸島で揺れが続いている．
溢れんばかりになってきた原発の冷却水の問題はいまだに．
そして，このSARS-CoV-2．


















　　 Hand healing by the Vairocana
　　　Leica M+Super Wide-Heliar 15mm F4.5 Aspherical II

















政府は10月から留学生を中心に全世界に対し入国制限を緩和して12月までに約7万人が入国．陽性者も出ている．職種などを限って入国させると発表を聞いたときから大丈夫かよ思っていたが，すでにこんなに入っているとは...　
これもANAやJALを救うためだという．


ロンドンなどを中心にSARS-CoV-2の変異種による感染者が急増している現状を受て，英国は外出制限をかけた．数ある変異腫のひとつだからたいしたことは無いと言っていたが，最大で70％，古い種よりも伝染力がある可能性があるともいい，一方，従来種と比べて重症化率や致死率が高いことを示す証拠はないとも説明している．どうなん？


日本のPMDAは，「アビガンの有効性を明確に判断することは困難だ」と疑義があるとして政府に報告するらしい．ありゃりゃ，これもどうなるん？
昨夜のNHKスペシャルでは，SARS-CoV-2のワクチンや特効薬の開発が海外に後れをとっている背景について特集し，大学の独立法人化したことによる若手研究者の非正規雇用人口の拡大による弊害などについて報じていた．
効率を求めて行った先にこの国産ワクチン，創薬の立ち後れがあったということだ．


五嶋みどりさんの最新作．

Beethoven / Violin concerto No.1 D major Op.61 (WPCS13834)

ベートヴェン生誕250年記念と題して音楽関係ではいろいろなイベントやCDなどの販売展開を行っている．NHKでも特集など組んでいた．

このベートヴェンの協奏曲集第1番とロマンスは，彼女にとって初録音．へぇー，と今更ながら驚く．
今回は，Presto ClassicよりFlac 24bit/96kHzでDL.今，Prestoではセールを行っていて，40% OFFの\1,500でゲト．
日本盤はUHQ-CDで\3,800．上記のWPCS13834は日本盤のカタログ番号．



録音：スイス ルツェルン，カルチャー・コングレスセンター．2020年3月1日．
全3曲(ライブ):
ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品614
ロマンス第1番ト長調作品405
ロマンス第2番ヘ長調作品50
使用楽器: グァルネリ・デル・ジェス「エクス・フーベルマン」1734年作


ルツェルン祝祭弦楽合奏団との本録音は，世界ツアーを予定していたがSARS-CoV-2感染によってキャンセルされた折りに2020年3月にスイスで行われた．



期待をして早速聴いてみた．
ウーﾑ...
2016年のケーテン城でのバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲」を聴いて以来の録音だが，なんだか今回のこのベートヴェンはやけに荒っぽい．あまり音が良くないと感じる．それに伴奏の ルツェルン祝祭弦楽合奏団の演奏もなんだかなぁ...という印象．これまでの彼女の演奏から受ける感激がない．
会心の作という評判も多いが，どうも小生には...


ケーテン城でのバッハは素晴らしかった！(DVDとブルーレイでしか発売していない)小生のバッハの無伴奏ヴァイオリン演奏の中でも3指に入るお気に入りになったが，このベートヴェンは...　残念...
勿論，これは個人の好みの問題で，「意見には個人差があります」．


この演奏は彼女の弾き振りでやったとのこと．このあたりも関係しているのかなぁ...
彼女は，ライナー・ノートで「彼(ベートヴェン)の薫陶が今日の私の音楽家としての立ち位置を明確に見定める指針となったことに感謝しています」と記している．




■諏訪内晶子さんのヴァイリオリン協奏曲第1番

ところで昨夜は，NHK Eテレの「クラシック音楽館」がN響12月公演(12月11日，東京芸術劇場)を放映．ちょうど諏訪内晶子さんのベートヴェン / ヴァイリオリン協奏曲第1番を取り上げていた．
美人ヴァイオリニストも離婚，不倫，出産といろいろ経験してそろそろ五十路に踏み入ろうというお年頃．でも，容色は衰えず(って言い過ぎか)，さすがそのヴァイオリンの音色はやはり美しい．よかったなぁ．カデンッアも決まっていた．五嶋みどりさんのそれを聴いた後にこの放送を見てしまうと，どうもいけません．

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