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Fukushima 50 

2021年03月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は『Fukushima 50』。
日テレ系で2021年3月12日(金)21:00〜放送
日本アカデミー賞12部門優秀賞受賞!
東日本大震災から10年。
危機的事態が起きた福島第一原発の現場では何が
起きていたのか…
日本を命がけで守った50人の真実の物語。
2020年3月に観たときの感想文です。

原作は門田隆将著の
『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』。

キャッチフレーズは、
”奇跡は起きると、信じたからこそ…”。

2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0、
最大震度7という日本の観測史上最大となる地震が発生。
巨大津波が福島第一原子力発電所(イチエフ)を襲った。

津波による浸水で全電源を喪失して
「ステーション・ブラック・アウト(SBO)」となる。

冷却不能の状況に陥った原子炉は、このままでは
メルトダウン (炉心溶融) により熱とともに大量の水素が
発生し、格納容器の圧力が高まって原子炉建屋ごと爆発、
想像を絶する被害がもたらされることは明らかだった。

1・2号機当直長の伊崎ら、現場作業員は、
原発内に残り原子炉制御に奔走する。

全体指揮を統括する吉田所長(渡辺謙)は部下たちを
鼓舞する一方、状況を把握しきれていない
本店や官邸に対し怒りをあらわにする。

津波にやられた原発の一号機と二号機の当直長の
伊崎(佐藤浩市)らがこの大災害に立ち向かう。

しかし、現場の努力もむなしく事態は悪化の一途をたどり、
近隣の人々は避難を余儀なくされる。

官邸が試算したこの事故による最悪のシナリオでは
被害範囲は半径250km、避難対象人口は約5000万人にも
及び、それは「東日本の壊滅」を意味する。

現場に残された唯一の手段は「ベント」だった。
それは、電源がない中、手動で、つまり作業員が
体ひとつで原子炉内に突入して莫大な放射線量と熱とに
さらされながら建屋内部に入って「弁」を開けること。

外部と遮断され何の情報も入らない中で、
ついに作戦は始まった…。

地震、津波の巨大な破壊力や、犠牲になった人を思うと、
本作を観ることにためらいがあったが、
現実に起こったことを理解するためにもと考えて、
気負って観たことでした。

しかし、ドキュメンタリータッチの展開は
内容が濃いものでした。

実際の現場を忠実に再現した巨大セットは
戦場そのもので、そこで悪戦苦闘する50人の献身的な
行動には頭が下がります。

又、「トモダチ作戦(Operation Tomodachi)」を
再現したシーンでは在日米軍の協力を得て撮影しただけに
リアリティが有りますね。

かって、私も原発はコストも安いし、夢のエネルギー源と
考えていましたが、現実は厳しいようです。
今は原発を止めて、再生エネルギーに転換するのも
一つの方法でしょう。

放射能を無害化できるようになったら、又、原発に
再登場してもらってもいいのではないでしょうか。

P.S
この事故を受け、原発は40年で廃炉という原則が
定められたが、例外で、さらに20年運転延長が認められている。
この例外は廃止すべきだと思う。

原子力産業に携わっている人は大勢いるでしょうから、
簡単に止められないかもしれないが、本作を観たら
やはり、再生エネルギーに方向転換すべきだと思うでしょうね。



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