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大間秀雄のブログ

新政権に望む 

2011年09月08日 外部ブログ記事
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新政権に期待するもの

東日本大震災から半年が過ぎ、政治経済の混迷の中、民主党の代表選が行われ、党内融和と震災復興を最優先課題とし、3党合意も遵守し、将来の大連立や増税も持さずと政策最優先の安定政権を目指し、野田新政権が誕生した。就任会見の「どじょうのように泥臭く国民の為に働く」姿勢に、世論は概ね好意的な期待感を含め高い支持率を出した。しかし、野党の一部からは、早速、揚げ足取りの外国人献金問題で、徹底追及などと愚かな発言も出ている。
確かに日本の国政を揺るがすような、外の脅威からの献金は許せないが、在日韓国人ではあるが日本人名で生活し日々の集会の参加費ほどを何回か納めただけで、大騒ぎするのも軽々しい。勿論金額の大小ではなく、確信犯的な物は許されない管理団体がしっかり事実関係を確認して襟を正さなくてはならない。いづれにしても現在の国難に当たり、与党も野党も政治の優先順位は何かを見極めてほしいものだ。先日読んだ中井勉氏の著書の中で、兵法者宮本武蔵は、ある藩主の問いかけに中国の故事を引用し次のように説いたとしている。

「人の些細な過失を責めたりせず」「人の隠し事を暴きたてず」「人の過去の悪事をいつまでも覚えていたりしないようにする」

「この三つの事を実行したら、自分の徳を養う事が出来るし、また他人の恨みを買うような災いを遠ざける事が出来る」と説いた。

八方美人や事無かれではなく、人の上に立ち国の政りごとを司る者として、日頃から準備し常にその時に備える事が大切なのではないか。大切なことは、心の持ちようであり、平常心を失ってはならない、心を広く素直に何物にも執われぬよう平静を保つ。

つまり、一事一物に執われる事なく、流動自在な状態に自身を保つ事である。著書は兵法者としての心のありようを表しているが、その精神は、今の未曾有と言われている、震災と原発事故、そして先日の水害の悲惨な現状に対処する政治にこそ生かされるべきではないか。その対処を誤ると後世に禍根を残す事になりかねない、災害から半年が過ぎて、被災地へ戻れなくても避難所から一刻も早く職と住宅を得られ、家族揃って生活出来るような支援を新政権はもとより与野党一致して当たってほしい。

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